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インドネシア語は簡単?覚えておきたい5つの特徴

    Kanya
    インドネシア語ってよく簡単っていわるけど本当?
    Shin
    簡単な要素もあるけどインドネシア語特有のややこしい特徴もあるんだ”

    本記事の内容

    語学学習はいきなり教科書の1ページ目からコツコツやるのではなく、まず言語の特徴を把握していると効率よく学習を進めることができます。

    本記事では他言語と比較してインドネシア語のこれだけは知っておきたい特徴を紹介します。

    これからインドネシア語を学習する人や独学でインドネシア語を学習している人には大変参考になりますのでぜひご覧ください。

    インドネシア語で覚えておきたい特徴

    インドネシア語の学習をするにあたって覚えておきたい特徴は次の5つです。

    • 発音はローマ字読みでだいたいOK
    • 文型は英語とほぼ同じ
    • 修飾語の語順が逆
    • 時制による動詞活用変化はない
    • 派生語がとにかくややこしい

    発音はローマ字読みでだいたいOK

    言語学習の一番難しいといわれる発音ですが、インドネシア語には以下の特徴があります。

    • 文字はアルファベット
    • 英語と同じで26文字
    • ほぼローマ字読みできる

    インドネシア語の文字はアルファベットを使い、英語の発音を知っていれば初めて単語でもなんとなく発音することができます。

    文字を見てすぐに発音できるので語彙力の向上につながります。 ハングル文字やタイ文字のような言語で苦戦する“文字が読めない”という学習の障壁はほとんどありません。

    もちろんインドネシア語の特有の発音もありますので、ネイティブの発音を聞きとるためにはかなりの学習期間は必要です。

    代表的なインドネシアのあいさつフレーズの発音を紹介します。

     
    Selamat pagi(スラマ パギ)

     

    Terima kasih (テリマカシ)

    アルファベットのローマ字読みをカタカナで表記しましたが、実際の音声と比較してほとんど同じであることがわかりますね。

    文型は英語とほぼ同じ

    インドネシア語の語順の特徴は次の3つです。

    • 基本語順は主語+述語(主語+動詞+目的語)
    • 英語のbe動詞はない
    • 疑問文でも語順が変わらない

    文章の語順は英語に近く、英語の文法よりも細かいルールがないのでそこまで苦労しなくても覚えることできます。

    英語を大きく変わるところはbe動詞がないので形容詞が述語になるときはこのように文をつくります。

    makanan  itu   enak
    料理  +  この +おいしい

    また、疑問文をつくるときも語順の変化はありません。インドネシア語では「apakah」を肯定文の文頭に付けることで疑問形にすることができます。

     
    Apakah makanan itu enak?
    (この料理はおいしいですか?)



    修飾語の語順が逆

    インドネシア語の修飾語と被修飾語の語順は日本語や英語とは逆です。

    例えば日本語の「おいしい食べ物」を英語とインドネシア語で比較してみましょう。

    日本語:おいしい+食べ物

    英語: delicious(おいしい)+ food(食べ物)

    インドネシア語:Makanan(食べ物) +enak(おいしい)[/box]

    インドネシア語の「enak: は「おいしい」という意味の形容詞ですが、名詞の「Makanan(食べ物)」の後に 置かれていることがわかります。

    「私は」を表すインドネシア語の人称代名詞「saya」ですが、名詞の後に置くことで所有「私の」の意味に変わります。す。

     
    Anda pergi ramah saya
    (あたなは私の家に行きます)

    日本語や英語、中国語の修飾語語順で慣れていると名詞のあとに修飾語が置かれるパターンにはかなり違和感があります。

    他のアジア諸国の言語でもこのような修飾語と被修飾語の語順が逆になる場合もあるので慣れてしまえば特に苦労することはありません。

    時制による動詞活用変化はない

    インドネシア語は中国語やタイ語と同様に英語のような時制による時制変化がありません。

    時間を表す助動詞や副詞を用いて表します。動詞を制するものは外国語を制するといっても過言ではない中、過去や未来の動詞の活用形を覚えなくていいのは単語を覚えやすい要素の一つです。

    派生語がとにかくややこしい

    これまでの特徴を見るとなんだかインドネシア語の習得は余裕だと思ってしまいますが、語学の世界はそんな甘くはなかったです。

    インドネシア語の単語の多くは一つの語根からいろんな品詞に派生してします。 派生する品詞も名詞、動詞、形容詞、助動詞、副詞など語根によって様々で語根の意味と異なる場合もあります。

    例えばインドネシアと語の「kerja(仕事)」を使っては派生語を紹介します。

    • kerja 仕事
    • bekerja 働く
    • mengerijakan 行う
    • pekerja 労働者
    • pekerjaan  職業

     

    見てのとおり語根の原形がわかる単語やとそうでない単語もあります。語形変化の規則もありますが、複雑で例外も多いので 単語をそのまま覚えたほうが最終的には効率がいいです。

    ただし、語根をある程度覚えておけば派生語を見たときもなんとなく意味を推測することはできます。

    インドネシア語の学習においてこの派生語の勉強に集中することがとても重要です。

    インドネシア語の初心者がぜひ覚えておきたい、派生語を使い方を別の記事で紹介してますのでぜひ参考にしてください。

    以上、読んでいただきありがとうございました。

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