インドネシア語検定試験を活用した勉強方法

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インドネシア語技能検定とは

インドネシア語技能検定とは国際インドネシア語教育学会(Afiliasi Pengajar dan Pegiat Bahasa Indonesia bagi Penutur Asing, 通称:APPBIPA)と提携、実施する日本で唯一のインドネシア語技能検定試験です。

公的な検定試験として成績評価の基準にしたり単位認定する大学、および採用試験、語学力評価、資格手当などで優遇する企業も増えています。

公式ホームページから検定試験の申込をすることができます。

公式HPはこちら↓

検定のレベルは特A級、A級、B級、C級、D級、E級の全6段階で、E級→特A級でだんだん難しくなっていきます。

2次試験は面接実施で特A級、A級、B級の1次試験合格者のみ受検できる上級者レベルの階級でしょう。

開催時期は7月と1月の年2回のみ。

英語、中国語以外のマイナー言語としては年2回開催がが相場ですので、計画的に受験することをおすすめします。

試験会場も1次試験会場は東京、大阪、名古屋、九州、ジャカルタ、バリ島の6会場のみです。

これもマイナー言語検定あるあるですが、開催都市も都市部に集約されがちです

検定料

E D C B A A

 4,000 ,000 9,000 18,000

E級  D級 C級 B級 A級 A級
3,000 4,000 5,500  8,000円 9,000 18,000

他言語と同様に難易度が高くなると検定料も高くなるのが一般的です。

他の言語との比較ですが 中級とされるC級までの検定料が安いので初心者にとっては参加しやすいでしょう。

合格基準と合格率

特A級、A、B級の1次試験は満点の70%前後、2次試験は満点の75%前後。C、D、E級は満点の60%前後です。

きちっとした基準点がきまっておらず、試験の難易度によっても多少変わってきます。

公式HPに掲示されてある第1回~第55回までの応募者数と合格者数から合格率とを計算すると以下のようになります。

E級  D級 C級 B級 A級 A級
68.5 54.4 33.5 9.8 6.9 19.7%

合格率からするとC級でまずは第1の壁があり、B級より上位の級はかなり狭き門になっていることがわかります。

検定レベル

各級の評価基準はホームページに記載されていますが、以下にまとめます。

看板や平易な手紙などを読み、挨拶、自己紹介、意思表示などの初歩的な日常会話ができる。初歩的なインドネシア語を理解し、使用できる。
  読む:辞書が使え、看板、手紙などの初歩的な文章を理解することができる。
  書く:簡単で短い文を使った手紙、メール、日記などを書くことができる。
  聞く:簡単で短い質問、依頼、誘いの内容を理解することができる。
  話す:簡単な挨拶、自己紹介、意思表示ができる。

〈試験形式〉
1次試験 筆記試験  40分
     リスニング 10分
2次試験 なし

案内板、チケットなどを読み、買い物、道案内、伝言などの簡単な日常会話ができる。日常の身近なインドネシア語を理解し、使用できる。
  読む:案内板、チケットなど簡単な文章を読み、理解することができる。
  書く:簡単な手紙、メール、日記などを書くことができる。
  聞く:簡単な質問、依頼、誘いの内容を理解することができる。
  話す:簡単な買い物、道案内、伝言などができる。
〈試験形式〉
 1次試験 筆記試験  60分
      リスニング 15分
 2次試験 なし

商品の取扱説明書、広告などを読み、日常生活について手紙を書いたり、一般的な日常会話ができる。日常生活に必要なインドネシア語を理解し、使用できる。
  読む:取扱説明書、広告などを読み、理解することができる。
  書く:手紙、メール、日記など日常生活の話題について書くことができる。
  聞く:日常会話の内容を理解することができる。
  話す:日常会話を話すことができる。
〈試験形式〉
1次試験 筆記試験  80分
     リスニング 15分
2次試験 なし

平易な新聞記事、文献を読んで翻訳でき、平易な業務文書を書いたり、簡単な通訳ができる。職場や社会生活に必要なインドネシア語を理解し、使用できる。
  読む:平易な新聞記事、文献、業務文書を読み、理解することができる。
  書く:平易な新聞記事、文献、業務文書の翻訳ができ、文書を書くことができる。
  聞く:平易なテレビニュースや会議などの内容を正確に理解することができる。
  話す:平易な社会問題について通訳したり、論理的に意見を述べることができる。
〈試験形式〉
1次試験 筆記試験  90分
     リスニング 20分
2次試験 面接試験  約7分

一般の新聞記事、文献を読んで翻訳でき、業務文書を書いたり、一応の会議通訳ができる。職場や社会生活に必要なやや高度なインドネシア語を理解し、使用できる。
  読む:一般の新聞、文献、業務文書を読み、理解することができる。
  書く:一般の新聞、文献、業務文書の翻訳ができ、実用文書を書くことができる。
  聞く:テレビニュースや一般的な会議の内容を正確に理解することができる。
  話す:社会問題について通訳をしたり、論理的に意見を述べることができる。
〈試験形式〉
 1次試験 筆記試験  100分
       リスニング  20分
 2次試験 面接試験  約10分

特A級の評価基準【引用】
インドネシア語の通訳、翻訳者のプロとして通用するレベル。受検資格はA級合格者のみ(年1回1月のみ実施)。
 職場や社会生活に必要な高度なインドネシア語を理解し、使用できる。
  読む:新聞の社説、講演・会議資料などを読み、理解することができる。
  書く:新聞の社説、講演・会議資料などの翻訳ができる。
  聞く:講演、会議などの内容を正確に理解することができる。
  話す:講演、会議などの話題について通訳をしたり、議論することができる。
〈試験形式〉
1次試験 筆記試験  100分
リスニング  20分
2次試験 面接試験  約10分

中国語検定2級を所持している私の経験からですが、インドネシア語検定の場合は生活するだけならC級で十分、ビジネスでもB級までで問題ないと思っています。

それ以上を目指すとかなり時間を要することになり、実用上のメリットはほぼないと感じています。(通訳を目指す方は別ですが)

診断テストとして公式HP上で一部の問題を解くことができますので受験する等級の参考に活用しましょう。

公式HP試験問題サンプル



検定対策

過去の検定問題集が一部の書店および公式HPで販売されています。

書店購入の場合はすべてそろっているわけではないので、公式HP上での購入をおすすめします。

初級者であれば問題の傾向を確認するために下記の過去問題集の購入のみで大丈夫です。

インドネシア語検定過去問題集販売サイト  

2018年第52回・第53回インドネシア語技能検定試験問題 C//E級  CD付 1650円(海外発送可
*別途送料がかかるのでご注意を

その他は検定試験に沿った対策書は出版されていないため、市販の参考書やスマートフォンのアプリで対策を実施していくしかありません。

まとめ

あくまで試験合格=インドネシア語が使えるというわけでなないので検定合格を目的にするのはあまりおすすめできません。

英検、TOEIC,中検、HSKなどと同様に筆記、読解が中心になるので検定対策ばかり時間を使うと実践的な会話能力を養うことができません。

しかし、各レベル別の出題される問題の単語や文章は学習をする上で非常に良いインプット材料になります。

単語の難易度もレベル別に学んでいくことができるため、学習初心者にとってわかりやすい学習指標が立てやすいのも検定試験を利用した学習のメリットです。

試験勉強の中で自分が使えそうな語彙を効率よくインプットしてどんどん実践に使っていきましょう。

その上で検定に合格できれば自信がつき、さらなるレベルに挑戦する気にもなってくるでしょう。

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