HSK口試(高級)試験内容と勉強法

HSK口試ってどんな試験

中国語の検定といえばHSKが有名ですが、筆記試験の他にスピーキング能力をHSK口試(HSKK)もあることをご存知でしょうか。

HSK口試(HSKK)では音声を聞き取って、その解答を録音して提出する試験です。

筆記試験では測ることができない口語能力を測定するために実施されています。

HSK口試では正しい発音ができるスピーキング能力の他に問題を正確に聞き取るためのリスニング力も必要になります。

今回の記事では中国語のスピーキング能力を客観的に評価できるHSK口試の最難関と言われる高級の問題の学習方法を紹介したいと思います。

HSK口試(HSKK)中級の内容を知りたい方をこちらの記事を参考にしてください。

どんな人が高級を受けれる?

公式ホームページで記載されているHSK口試高級の学習目安は以下です。

3000語前後の常用単語を習得している者を対象としています。
主に週に2~3回の授業を2年間以上の学習者を対象としています。

試験会場も筆記試験と比較すると少ないです。受験料も筆記と同様に級が上がるほど高くなっていきます。

注意しておきたいことは3000語前後の常用単語を習得と記載されてますがあくまで口語上での目安であり、筆記能力ではありません。

言語学習の中で文字の情報から理解できる部分はかなり大きく、いざ自分の音声のみを聞いたり、文字を見ずに口に出して言うときの語彙力は筆記より少ないはずです。

今回はHSK口試高級を受験するにあたり対策方法を紹介します。

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問題の傾向を掴むために過去問がやはりベストです。筆記に比べて過去問以外の対策問題集は皆無であるため、過去問題集1冊で問題ありません。

試験問題の内容は?

問題形式は第1部分、第2部分、第3部分の3つで構成されています。

第1部分 听后复述

初級、中級のHSK口試では「听后重复」と言われる音声を聞いて後に復唱する問題がありました。

20文字以内の基本的な文章が再生された後に復唱する問題で、スピードもそこまで早くないためある程度加点できる問題であったと思います。

HSK口試高級では1題あたりに再生される音声の文字数は120 〜140文字と中級以下とは比べ物にならない量になっています。

約40秒ぐらいで放送された中国語を復唱しないといけないですが、日本語であっても一苦労でしょう。

120 〜140文字の中国語の中から約10フレーズぐらいを覚えておく記憶力も必要とされています。

単語のレベルもHSK4級〜6級からランダムに出題されるため、高得点を目指す場合は3000語前後の常用単語で不足してると言えるでしょう。

語彙力、リスニング力、発音、声調、抑揚、流暢さや正確性と総合的な口語能力がないと点数を獲得することができない形式になっています。

放送される中国語の内容も日常生活から社会状況、流行の話題、知識や道徳など幅広いジャンルから出題されます。

中国社会や中国の文化についても出題されるケースがあるのである程度の理解があれば復唱する上で有利になります。

復唱するときは以下の点を気をつけて置きましょう。

  1. 正確に原文の要点を掴んでいる
  2. 内容がわかりやすくて、それぞれの文章の繋がりが自然である
  3. できるだけ原文の言葉を使って表現する
  4. できるだけ詰まったり、重複しないようにして流暢に話す
  5. 原文の記憶があいまいな部分は自分の言葉を使って文章を組み立てる
  6. 正確な文法と発音を使う

 

第2部分 朗读

約300文字の中国語の文章を見ながら朗読して録音します。

声調や発音、句読点の区切りなど一般的に文章を朗読する上での能力を測る問題です。

朗読の時間は2分間のため文章の読むスピードとしては1分間に約120 〜180文字ぐらいを朗読できるようにしておきましょう。

普段からの語彙力を鍛えて正しい発音ができるかどうかに限ります。

日常生活ではあまり使われない単語も登場するため、読み方がわからない単語があった場合は止まらずに文字の形から似たような漢字を当てはめて読むことでできるだけスムーズな朗読を心がけましょう。

第3部分 回答问题

問題が2題記載されていて7分間の間に話す内容を考えて、各問題2分ずつで回答します。

問題自体は好きな異性やどのような人なのか、生活の中の幸福とはどういうものなのか、など回答の自由度の高い基礎的な内容になっています。

回答する内容は300文字程度なので結構なボリュームです。

それぞれの短文を組み合わせ話すことになりますが、各短文の繋がりが不自然だと減点になります。

採点の基準としては表現が適切で流暢に話すことが求められます。

出来るだけ詳しくない単語は使わずに自分の使い慣れている言葉を使って表現しましょう。

普段のテキストや文章を読んでいる中で自分の使えそうな表現は何度も実践で使えるように復習することで言葉のニュアンスを鍛えていきましょう。

どんな学習をすればいいの?

とにかく問題を聞いてからすぐに中国語で表現する瞬発力が必要のため、 普段から日本語で考えてから中国語を話すのではなく、中国語で理解して中国語で話す癖をつけておきましょう。

自分で表現できちぇいる内容をある程度絞って何回も会話の中で使っていくと良いでしょう。

文章を読むときでも一度朗読したあとは文章を見ずに自分で復唱してみたり、ドラマやニュースの1フレーズを聞いた後に文字を見ず自分で発声してみるもの有効な学習方法です。

教材自体に迷ったらHSK筆記の5級の問題を利用して口語の練習をすれば良いでしょう。

HSKの問題に登場する単語や表現もある程度慣れることができると思います。

上記の内容は決して試験の対策のためだけではなく、口語能力を向上させる上で重要な学習メソッドと考えています。

是非HSK口試を活用して流暢に話せる中国語の習得できるようにしましょう。

最後に

第一部分から第三部分までかなり高度な口語能力が求められています。

試験のためのテクニックは紹介しましたが、高級に挑戦するには中国語の基礎無くしては歯が立ちません。

中級までの基礎を完璧にマスターしてから望むことをおすすめします。

試験対策の勉強の過程で様々な文章に触れて意識的に口語能力を鍛えることになるので、実践的な会話能力の向上にも必ずに立つと考えています。

是非HSKK口試を活用して中国語のスキルを向上させていきましょう。

Shin
普段から口語能力を鍛えるための学習方法を取り入れていこう

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