仕事柄よく海外工場への出張にいきます。最初にバーバルのコミュケーションで有効になるのは英語です。
しかし、工場で使用する英語は日常会話とは少し異なります。国によって現地の人の英語のレベルも様々、できるだけだれでもわかる英語でシンプルに自分のいいたいことを伝える必要があります。
海外の工場において日本人の暗黙知は通用しません。自分の言いたいことを素直に伝えることが最善です。
この記事では自分がいつもよく使ってる頻度の高い生産現場の単語を紹介します。生産現場の用語の書籍は英語がかろうじてあるぐらいで他言語はなかなか日本では見つからないと思います。
まずは英語で基礎を築いて、そのあとに多言語に変換していく方法を私は実践しています。
improve 改善する
生産現場では何か問題あれば改善する、これは原理原則であり改善したい内容を適切に伝えるように心がけています。
目的語にくる言葉はだいたい決まっているのでセットで覚えます。
(生産効率を改善する)
Improve operation skill.
(作業者スキルを改善する)
Improve product quality.
(製品品質を改善する)
reduce 削減する
生産現場はあらゆるムダを削減しないといけないです。コスト、人員、在庫など削減することを述べる必要があります。
(生産コストを削減する)
reduce inventories.
(在庫を削減する)
reduce the number of operator.
(作業者の数を削減する)
ask 問う
現場では自分がわからないことがある場合はいろいろ現地のスタッフに確認することが頻繁にあります。
また、技術ノウハウを教えるときも自分に問うようにお願いしておきます。
(聞きたいことがたくさんあります)
Please ask me if you have unclrear point.
(不明な点は私に聞いてください)
react 反応する
異常が起きるのは生産現場では日常茶飯事。そんなときに放ったらかしにせず、都度反応することが大事ですね。
なにが異常であるかをしっかり伝えて、反応してもらうようにお願いしておきます。
(私たちは異常の状況のに反応しないといけないです)
identify 見出す
問題の真因を見出し解決していかなければなりません。findに比べてより主体的に見つけ出すニュアンスがあります。
(私たちはこの問題の真因を見つけ出す必要があります)
arrange 編成する
生産ラインの編成は生産能力に大きく影響します。常に生産ラインは最適かどうか編成していく必要があります。
(私たちは新商品のために生産ラインを編成する予定です)
follow 従う
決められた標準作業に従って一定の品質の商品が生産されます。その際は何に従うか明確にして頼まないといけないです。
(私たちは組み立て順序を守らないといけないです)
continue 継続する
様々な改善活動は単発でなく、継続して実施する必要があります。
(私たちは改善を継続しなければならない)
explain 説明する
詳細を確認したとき、伝えたいときに説明を求めたり自身で説明したりします。
(詳細を説明してださい)
discuss 議論する
問題解決までのアプローチをみんなで話し合って決定します。話し合いは現場コミュニケーションの中で必要不可欠です。
(この問題を解決するために議論しましょう)
上記で紹介した単語は一部ですが、まずは少ない単語でも何回も繰り返して自分の語彙力として身につければ自然とフレーズがでてきます。日常生活でも応用が効くので是非参考にしてみてください。