「これは何?」「いつ来たの?」「いくらですか?」などのコミュニケーションの中では不可欠な疑問詞を習得することは
言語上達への第一歩と言えます。
この記事では疑問文を学習する上でのポイントを紹介していきます。
まずは疑問詞を覚える
多言語学習する際に心がけているのは常用単語を覚える際に他言語で表すとどう言うのかを意識します。
その中で疑問詞は言語の基本的な単語であり、言語が変わっても日本語に翻訳した場合の言葉は完全一致します。
疑問符の有無
よく見落としがちですが、英語で慣れ親しんだ文末につける?(クエスチョンマーク)は言語によって異なる場合があります。
例えば中国語、インドネシア語、マレーシア語は英語同様に?(クエスチョンマーク)を文末につけますが、以下の言語は異なります。
「¿」は逆疑問符といわれスペイン語特有の記号です。キーボードでもしっかり入力できるようにしましょう。
語順に注目
英語のように疑問詞を文頭に置き、そのあとに名詞や動詞をつなげて疑問文を構成します。
英語やスペイン語の場合疑問詞をおいた後ろの文の語順にも肯定文と異なる場合もあるので多少複雑になります。
スペイン語)¿Qué es esto?
英語のように語順を入替える必要がなく、日本語の語順で疑問にしたい部分をそのまま疑問詞にするだけです。
疑問詞を使わない疑問文
相手にコミュニケーションの中で自分のいったことや相手のいったことを合っているかどうか念のため確認するときに肯定文を疑問文に変換します。
疑問文への変換のやり方のバリエーションを覚えておけば新しい言語を学習するときでも効率よく覚えれます。
・語尾のイントネーションをあげる
・付加疑問文をつける
タイ語のใช่ไหม(チャイマイ)が相当します。
インドネシア語のように文頭にApakahをつけて疑問文にする方法もあります。
まとめ
相手とのコミュニケーションの中で自分のわからないことを伝えるのは非常に大切なことです。
まず疑問詞をマスターすれば会話の流れも止めることなく、会話も弾みやすくなります。
今回は疑問文に関して共通している内容を紹介しましたが、他の単語や文法などでも共通点を見つけながら多言語習得を目指していきたいと思います。
