語学学習においていかに外国語と接している時間を自分の生活の組み込めるかが最大の鍵になってきます。
オンラインレッスンや教科書を使った勉強はなかなか継続することが難しいと感じする人もいますが、そんな人にオススメするのが海外ドラマを見ながら外国語を勉強することです。
- 普段テレビを見る習慣がある人
- 教科書の基本的な内容は覚えて実践力を養いたい人
- なかなか語学学習に時間を割けない人
- ネイティブスピーカーと話す時間がない人
海外ドラマを活用した語学学習にどんな魅力があるのかを紹介していきたいと思います。
すべてのセリフに字幕がある
海外のドラマは基本的に字幕があることが多いです。
初心者のときから音声のみで理解するのは決して簡単ではなく挫折してしまう可能性があります。
学習したい言語の字幕をみながら音声だけで聞いてわからないときは字幕をみてどんなセリフをいっているか確認しましょう。
このとき字幕上にある語句がパッとみてわからない場合はあたりまえですが音声も聞き取れないです。
そんなときは気にせずセリフの中で自分が聞き取れて且つ日常的に使えそうなフレーズに絞って覚えましょう。
覚えるときは字幕をセリフの音声にあわせて音読することもオススメです。役になりきってそのフレーズを覚えようとすることで頭への定着がより良くなります。
日本語のドラマをも見るときもそうですが、セリフを一言一句を意識してることはなく、次のセリフの聞いているときに前のセリフなんか完コピで言えるようなことはないからです。
字幕に日本語訳も表示できる場合がありますが、日本語を表示してしまうと脳が日本語の情報で認識してしまうため学習効果が薄れてしまいます。
ストーリーがある程度わかってきたら音声のみして自分が覚えたフレーズが聞き取れるか確認します。
時間がある方はドラマの中でよく出てくるフレーズだけでもディクテーションするなど書き留めると良いでしょう。
これを繰り返せばリスリング力も鍛えることができて、少しずつですが聞き取れる単語も増えてくるはずです。
日常的なセリフが豊富にでてくる
ニュースや映画よりもドラマをオススメする理由は、会話の量が多くて日常場面での対話に使うフレーズがよくでてくるからです。
役者が演じて話すフレーズなのである程度の文型も整っている場合が多いので教科書などで覚えた知識も応用できる場合が多いです。
日常的なシーンが映像として頭にはいってくるので映像を見ているだけでなんとなく何の話をしているのかわかります。
重要なのはこのとき抱いたイメージと覚えたいことばをドラマを見ながらしっかりと結びつけることが重要です。
母国語を話すときとは異なり、外国語をしゃべるときはイメージとことばのつながりが乏しく何を話していいのかわからなかったり、言葉がつまったりします。
また、聞き取るときも母国語の場合は対話のシーンからだいたい相手の話す内容を自然と予想して聞き取れるようにしています。外国語においてもリスニング力を向上させるためには、このスキルを養わければなりません。
ドラマのセリフを聞き取るときはできるだけ日本語訳を介さず、直接外国語で理解する意識を持ちましょう。
ドラマの中のイメージで覚えた単語やフレーズは教科書などで機械的に覚えた単語やフレーズよりも理解度が圧倒的に上回るのは確かです。
ストーリーが気になるので楽しみながら継続できる
ドラマの内容は自分が興味のあるストーリーを選ぶと良いでしょう。
自分がその外国語を使うシーンとなるべく重なっている方がより学習効率も高くなります。
ドラマの内容に夢中になることだできればリスニングすることも苦にはならないでしょう。
ついつい先の話が気になって2,3話(約2時間)一気に見てしまうこともあります。試験用のリスニング教材や教科書のCDを2時間続けて聞く場合は相当労力がいります。
語学学習の基本は継続です。継続できる仕組みを簡単につくれるのは海外ドラマを活用した学習法の魅力といえるでしょう。
ドラマの中で文化的な背景も同時に学ぶことも可能です。話題になったドラマは外国人との交流の場で話のネタにすることもでき共感を得ることができます。
現代ではインターネットで海外ドラマを気軽に見れるようになっており、特に中国語、韓国語、英語のドラマのコンテンツは十分に揃っています。
1つのドラマを見飽きたら次にまた好きなドラマを見る、これをくり返すことでよくでてくる単語やフレーズがわかるので積極的に覚えるようにしましょう。
