インドネシア語には接頭辞と呼ばれる動詞や名詞、形容詞などと組み合わさって品詞が変わったり、意味が変わったりすることができます。
英語でいうとlyがつけば副詞、tionで名詞など分類されることに相当するでしょうか。
接頭辞の中で最も頻繁に登場するのがber動詞です。インドネシア語の辞書を索引で調べるとber動詞が無数に登場します。
今回の記事では接頭辞の作り方とその分型を紹介します。
目次
ber動詞は「ber+語基」で形成(例外パターンあり)
インドネシア語には単語の語基と呼ばれるベースの単語が存在して、そのままで使えたり、Berなどの接頭辞を組み合わさって初めて一つの単語になる場合があります。
語基の文字の形成によってber動詞の作り方の例外パターン存在します。
語基によってはber+語基で形成されずberがbeやbel になったりします。
そこまでパターンは多くないので具体的な法則を覚えるよりも単語そのものを覚えたほうが早いでしょう。
ber動詞で覚えておきたい基本はの一つは自動詞として使うことです。 英語の自動詞の活用と同じで自動詞は目的語をとることができません。 ber動詞は付加する品詞によって役割が異なってきます。 付加する品詞には大半が動詞か名詞ですが形容詞、数詞も多少はあります。文法的にほとんどは自動詞としての役割を持ち、自らの行為で完結する意味をなします。 ですのでber動詞を見たときは付加された品詞と語基の意味が分かればber動詞をの意味が推測できる場合があります。 付加する品詞別にそれぞれの役割を紹介していきます、 代表的なber動詞としてbicara「話す」にberを付加したberbicara「話す」があります。 berが付加することで多少意味が変わりますが、そこまで違わないので語基の意味さえ知っておけば苦戦することはないでしょう。 Saya berbicara dangan teman 文法上は自動詞なので文型パターンでも紹介したようにber動詞のあとは前置詞が置かれて文を形成しています。 代表的なber動詞としてtemu(会う)語基としたbertumuがあります。 Saya bertumu dangan teman ber-の有無を柔軟に使いこなせるようにかなりの慣れを要するので基本的いはフォーマルな表現であるber動詞で覚えておきましょう。 主に下記の4種類の意味を持ちます。 1つの名詞に1つのber動詞がないのでわざわざ分類を覚意識する必要はありませんが、わからないber動詞に出くわした時にこの文法を覚えておくと便利です。 berwarna 色がある berpakain 服を着用する berbahasa 言葉を話す belajar 勉強する 形容詞と付加してber動詞を形成した場合はその形容詞を意味する状態や過程を表します。 berkansung 進行する (langsung 直接の) インドネシア語で数は数えるとき、satu,dua,tiga,,,,にberを付加することができます。 bersatu 一つにまとまる そこまで使用頻度も少なく覚えるber動詞も限定的です。 インドネシア語で一番力を入れて勉強しないといけないのはber動詞など動詞の活用系です。 参考書によっては解説が乏しく具体的な使い方や役割が記載されてない場合もあります。 まずは今回の記事で体系的に紹介した活用方法でまずはber動詞の基礎を学んで、ber動詞を一つずつ使いこなせるようにしましょう。 接頭辞や語基という複雑そうな文法の言葉に惑わされずに言語の本質を学びながら理解していくと良いでしょう。
bekerja(仕事する)= be+kerja(仕事)
belajar(勉強する)= bel+ajar(学び) ber動詞は自動詞として使う
ベースとなる品詞によって用途が変わる
動詞がベースのとき
ber-なしでも動詞として使える
(私は友達と話します)ber-なしでは動詞として使えない
(私は友達と会います)名詞がベースのとき
berkeluarga 家族がある
berasal 〜出身の
bersepeda 自転車に乗る
beemobill 車に乗る
berhasil 結果を出す
berbunyi 音を出す
berusaha 努力する
bekerja 仕事をする形容詞がベースのとき
bersama 〜と一緒に(sama 同じ)
bergambira 喜ぶ (gambira 喜ぶ )
()内は語基となる形容詞数詞がベースのとき
berdua 二人で
bertiga 三人でまとめ
インドネシア語語 絶対に覚えたい 助動詞まとめ
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bersama (〜といっしょに)= ber+ sama
berbicara (話す)= ber+ bicara