語学の勉強には欠かせない辞書ですがインドネシア語などの日本ではマイナー言語となると辞書選びにもひと苦労します。
その中でやっと見つけたインドネシア語の絶賛辞書アプリ「バハサーチ」を紹介します。
iOS専用の有料辞書アプリですが、価格は1,220円で高いと思うかもしれないですが、使ってみると全然割高ではありません。
今回の記事では「バハサーチ」に特徴と辞書アプリを使って効率よくインドネシア語を学習する方法を紹介します。
語幹の活用がひと目わかる一覧表示
インドネシア語自体の特徴として語幹といわれる原型の単語にber~やme~などの接頭辞/接尾辞といわれる様々な言葉が組み合わさって形成されています。
この「バハサーチ」ではひとつの単語を調べた時にその単語の語幹と他の活用形を一覧表示してくれます。
今までの辞書だと語幹を気にしながら調べなければいけなかったのですが、活用と語幹が一気に分かるので、参考書的にも役立ちます。
例えば「生産」という単語を調べると生産の語幹であるproduksi を活用した単語が一覧表示されます。
berやmeなどの活用の形式は動詞の語幹によって様々なので覚えていくしかありませんが、 どれかひとつの活用形を「バハサーチ」で調べた時に他の活用形もいっしょに覚えることで効率的に学習を進めることができます。
ここでは細かい文字のつづりまで書けるようになる必要はありませんが、語幹に対してどのような活用形があるか把握するだけで良いでしょう。
語幹の活用形以外にも関連する単語もあわせて確認することができます。
produktif 生産的
produktivitas 生産性
検索結果の説明として単語の上の表記で活用形などの分類を確認することができます。
Original:原形
ber:主に自動詞
me:主に他動詞
di:主に受動態
ke:主に状態や性質を表す名詞
pe:主にプロセスや行為を表す名詞 / 人や道具を表す名詞
ter:主に受動態
other:副詞、熟語、広義の名詞など
オフライン可能な辞書アプリとしては最大級の収録数
オフラインでも検索可能であり、調べたいときにすぐに単語が表示されるのでストレスなく使用続けれます。オフラインでも使えるアプリとして収録数は多いほうで、
インドネシア語検定E~A級対応していて日常会話からニュースまで、実際に使われている1万語以上を網羅しています。
インドネシア検討初級~中級ぐらいの基本的な単語であればだいだい検索ヒットします。
語彙力を鍛えるためには積極的に「バハサーチ」で調べて他の活用系も含めて確認しましょう。
シンプルな操作UIとシンプルな機能
検査したいときは検索ボックスに調べたいインドネシア語もしくは日本語を入力するだけで簡単に行うことができます。
インドネシア→日本語の翻訳時に表示される日本語も2、3語程度なので覚えなくていい意味を確認する無駄な時間を省けます。
検索履歴はHistoryで確認できたり、検索結果に表示されるスター(☆)をクリックすることでFavoriteに保存したり、電子辞書としての最低限の機能も備わっています。
まとめ
例文がないのが少し残念ですが、 豊富な収録数とインドネシア語の特徴である語幹の活用を一気に鍛えるためには最強のアプリと思います。
わからない単語の意味を知りたい時にすぐ調べれる環境をつくって理解するのが最も効率的な学習方法です。
インドネシア語のあらゆる学習段階で役に立つコスパの高い辞書アプリを是非使ってみて学習効率を高めていきましょう。
memproduksi ~を生産する
diproduksi ~が生産される