本記事の内容
同意や承諾の意味を表す中国語に「好/行/可以」がありますが、本記事では使い方の違いを解説します。
中国語の「好/行/可以」の使い方の違い
中国語の「好/行/可以」の具体的な使い分けの境界線はないですが、肯定感の程度の違いでだいたいの使い分けする良いでしょう。
好>可以>行で肯定感が強くなるので、”よろしい”という意味で会話フレーズで使う場合は自分の同意や承諾の程度にあわせて使い分けします。
また、相手に同意や承諾を求めるときは「好吗/行吗/可以吗」を使って”よろしいですか?”と表すことができます。
日本語でも「OK、いける、大丈夫」など様々なフレーズがありますが、会話の中でもいちいち使い分けを気にしてはいないので、中国語の場合でもあまり細かく追及しないのも重要な学習方法です。
それぞれの使い方を詳しく解説します。
好の意味と例文
中国語の「好」はとにかくいろんな意味がありますが、その中でも同意や承諾を表す”よろしい、はい”の意味があります。
会話中の受け答えでよく使われて、「行/可以」よりも肯定感の強いニュアンスがあります。
好,那我就去做吧
(はい、よろしいです。私がやりましょう)
中国語の「好」のその他の使い方はこちらの記事を参考にしてください。
行の意味と例文
中国語の「行(xíng)」は”よろしい、大丈夫です”という意味があります。
日本語の「行」にこの使い方はないですが、ネイティブ同士の会話ではけっこう使われます。
”よろしい、大丈夫です”というときは「了」をつけて「行了」の形でよく使われます。
行了,我们就照这样办吧!
よろしい,我々は皆このとおりにしようじゃないか!
話の流れでけりを付けるときに少し無理やり感のある”よろしい”のニュアンスを含みます。
逆によろしくないときは「不行」を使って表します。
中国語の「行」は多音字でもあるので行(hang)という発音もあわせて覚えておきましょう。
可以の意味と例文
中国語の「可以」は可能を表す表現の他に許可”~してもいい”の意味があります。
「好」よりも少し控えめな”よろしい”のニュアンスです。
そのため疑問文で「可以吗(~してもいいですか)」をつかう場合は立場の上の人に使う場合が多いです。
以上、読んでいただきありがとうございました。
[kanren postid=”2568″]