中国語で会話をするときに日本語でもそうですが、会話特有の使いまわしを使うことがあります。
今回の記事では日本人の方が自然と日本語でいっている定番の会話表現を紹介します。
言語が変わっても会話の性質は変わらないので、是非定番フレーズを覚えて学習に役立ててください。
不行
日本語:だめ
誘いを断るときや意見や提案を否定するときはこの一言で成立させることができます。
不行吗?と疑問形にすることで「だめですか?」と相手の意向を確認できる便利な言葉です。
可以
日本語:いいよ
外国語で会話するときはお互いの認識がちゃんとあっているかこまめに確認するときがあります。
そのようなときは可以を使って確認しましょう。可以単体でも会話の流れ中で何を行いたいのか表せることも定番フレーズたる所以です。
可以吗?と疑問形にすることで「いいですか?」と相手の許可を確認できる便利な言葉です。
差不多了
日本語:だいたい
日本人がよく使うあいまい表現にぴったり当てはまる中国語です。
時間やモノの量、物事の程度など万能に使える言葉す。
麻烦您了
日本語:お手数かけます
相手に何かやってもらいたくてお願いするとき、気遣いを表現するときは麻烦您了で決まりです。
麻烦は「めんどくさい」というマイナスの意味を持ちますが、使い方しだいで人間関係を良好にするすばらしいフレーズになります。
我来吧
日本語:私がやります
来は「来る」の他に多数の意味があり、ここでは「やる」と言う意味を表します。
具体的な動作の動詞が思いつかなくても来で代用できるので様々な状況で使うことができます。
哪里哪里 差得远呢
日本語:まだまだです
中国語を少しでも話せるようになると良く中国人の方から褒められることがあります。
そのときはとっさに謙虚な態度を示すためにもこのフレーズは覚えておいて損はないでしょう。
是吗?
日本語:そうなの
いわゆる日本語の相槌に相当する言葉ですが、会話の中で相手の話を興味を持って聞いていることを示した方が相手も好印象を持つこと間違いなしです。
相槌意外にも確信の持てない事柄を述べたあとに是吗?と言えば、相手に確認することができます。
太好了
日本語:やった
自分の喜びを相手に素直に伝えるときに必須フレーズです。
「やった」の他にも「良かった」とニュアンスもあるので会話の中でホッとする事柄があったときはどんどん使いましょう。
好啊
日本語:いいよ
相手の依頼をOKするときの言葉です。
語尾の言葉が好→ 好吧→ 好啊にすることで軽いフレンドリーな表現になっていきます。
不会吧
日本語:まさか
信じられない気落ちを表すときにとっさに使えるフレーズです。
会は「はずである」であるという意味を持ち、否定形の不会にすることで「そんなはずがない」というニュアンスになります。
那
日本語:じゃあ
会話中の接続詞としては王道中の王道です。
基本単語の「あれ、それ」を表す那ですが、たった一言で「それでは」や「じゃあ」と言い表すことができます。
哪儿的话
日本語:とんでもない
仲の良い関係どうしできっぱり否定するときに使うフレーズです。
哪里哪里と同様に褒められたときに謙虚な気持ちで発するフレーズでもあります。
然后呢?
日本語:それから?
話の続きを聞きたいときにすかさず相手に問えるフレーズです。
会話の中で相手に気持ちよくしゃべってもらうためには欠かせないでしょう。
不用了
日本語:結構です
相手が自分に対して手伝ってもらえそうだけど遠慮するとき使うフレーズです。
不用は一つの助動詞で「〜しなくても良い」という意味を持ち、断るときにも使えるフレーズです。
随便
日本語:ご自由に
相手の意向にまかせて好きなように動いてもらいときに是非使いたいフレーズです。
自分自身も特に気にせずになにか行動するときも使えます。