別れの挨拶は、コミュニケーションの中でもとても大切です。
日本語と同様に、中国儀にも別れ際に使ういろんな言い回しフレーズがあります。
本記事では、様々な場面で使える別れ際の中国語表現を16パターン紹介します。
日常的によく使う「さようなら」の中国語
まずは、日常会話でよく使う表現を紹介します。
それぞれのフレーズに相当する日本語を覚えておけば、使うシーンはだいたい日本語と同じと思って大丈夫です。
日常会話でよく使う「さようなら」
zài jiàn
再见
（さようなら）
テキスト学ぶ基本的なフレーズです。
「ザイチェン」などカタカナで読む学習者も多いですが、正しい発音はピンインを読めるようにしておきましょう。
また会うときに使う「また明日」
明天见
(また明日)
中国語の「见」は「会う」という意味です。
「明天」は他の時を表す中国語と入れ替えて、
「下次見」、「改天見」というように日本語の「またね」を表す中国語フレーズもよく使います。あります。
カジュアルな別れの挨拶に「バイバイ」
拜拜
（バイバイ）
英語の「bye bye」に由来する中国語です。
「再见」よりもカジュアルな表現です。
英語の「bye bye」と同様に、厳密なビジネスシーンを除いて友達同士以外の関係でも使えます。
今後も交流したいときは「また連絡します」
再联系
（また連絡します）
「联系」は「連絡する」という意味です。
「また連絡するね」のようなカジュアルな感じも含みます。
今度会う場所を伝える「〇〇で会いましょう」
南京见
（南京で会いましょう）
場所＋见で、その場所で「今度会いましょう」という表現になります
その場から去るときに使う中国語
次に、会話相手の片方がその場から立ち去るときに使える会話フレーズを紹介します。
丁寧に伝える「お先に失礼します」
我先走了
（お先に失礼します）
ここで使われている中国語の「走」は。「行く」という意味です。
ビジネス以外にも、様々な場面で使える便利な別れ際の挨拶言葉です。
「強い意思」で行く表現には「行かなければなりません」
我得走了
(行かなければなりません)
中国語の「得」は「dé」ではなく、「děi」と言うピンインになります。
「得」を使うと「行かなければならない」という表現になり、「強い意思」を表します。
人を見送るときに使う中国語
人を見送るときによく使う中国語表現を紹介します。
定番の見送りフレーズ「お気をつけて」
慢走
（気をつけて）
「慢走」はカジュアルな表現で、同僚や友達との別れ際にも使える言葉です。
旅立つ人には「お元気で」
一路平安
（お元気で）
旅行や出張などで、遠くに行ってしまう人に対して使う言葉です。
実は日本語の四字熟語でも「一路平安（いちろへいあん）」は同じような意味を持ちます。
旅行中の安全を願うときには「ご無事で」
一路顺风
（ご無事で）
中国語の成語ですが、旅行や出張に出かける人に対して使う言葉です。
相手を気遣うときに使う中国語
相手の身体や健康を労わるときに使える中国語フレーズを紹介します。
幅広い挨拶に使える「お体に気をつけて」
多保重
（お体に気をつけて）
中国語の「保重」は、相手の健康を気遣うときによく使います。
労いを表すには「ゆっくり休んでください」
你好好休息一下
（ゆっくり休んでください）
中国語の「好好」は、「しっかり」という意味です。
２度と会うことがない相手に使う中国語
次に会うことがない相手の場合に使える中国語を紹介します。
会う可能性が低い相手には「ご縁があれば会いましょう」
有缘再见吧
（ご縁があれば会いましょう）
次に会う可能性は低い相手に使える別れの挨拶表現です。
男女の別れでも使われる場合があります。
社交辞令を使う「機会があればまた会いましょう」
有机会再见把
（機会があればまた会いましょう）
日本語と同様に、会う予定はないけど社交辞令に使う別れの挨拶です。
男女の別れに使う中国語
カップルの別れに使える中国語フレーズを紹介します。
ストレートに伝える「分手吧」
分手吧
（別れましょう）
シンプルに別れを伝える中国語です。
互いの幸せを願う「祝你幸福」
祝你幸福
（お幸せに）
ここでの「祝」は「心から願う」という意味です。
相手の健康や幸福などを願うフレーズとしてよく使います。
まとめ
本記事では、中国語の別れの挨拶フレーズを場面別で紹介しました。
人生には別れを付きものですが、今回紹介したフレーズをつかって、コミュニケーションを楽しんでみでください。
