本記事の内容
本記事を読むことで韓国語の否定形の中で初級者が覚えておきたい4つのパターンの使い分けが理解できるようになります。
それでは解説します。
韓国語の否定①「〜ではありません」、「〜じゃないです」
名詞+「ではありません」を韓国語で表すには아니에요(アニエヨ)を使います。
パッチムなしの場合は:가 아니에요(ガ アニエヨ)
パッチムありの場合は이 아니에요,(イ アニエヨ)
パッチムの有無で아니에요(アニエヨ)の前に가 か이 がつきますが、助詞に「は」と同じ活用で使えます。
韓国語の文法で最も基本的な否定形の表し方です。
학생이아니에요
(学生ではありません)
よりフォーマルな場面(ニュースや公共機関のアナウンス)では입니다(イムニダ)が使われます。
학생이아닙니다
(学生ではありません)
아니에요(アニエヨ)で覚えておきたい理由は疑問形にすることで、日本語の「〜じゃないですか?」という確認の表現ができます。
韓国語の否定②「〜しません」「〜くありません」
動詞の形容詞の否定形「~しません」「~くありません」を韓国語に表すには안(アン)を使います。
안(アン)を使った動詞の否定文
저는 거피는 안미셔요
(私はコーヒーを飲みません)
안(アン)を使った形容詞の否定文
오늘은 안 더워요
(今日は暑くありません)
하다動詞の方は名詞と하다の間に안 を付けます。
오늘은 저는 운동 안 헤요
(今日私は運動しません)
過去の否定を表すには語尾を過去形にするだけで大丈夫です。
어제 저는 운동 안 했어요
(昨日私は運動しませんでした)
韓国語の안(アン)は会話の中で使われることが多いです。
意味は同じですが、지않다(ジ アンタ)のほうはもっとフォーマルな状況や書き言葉で使います。
한국어 를 배우 지 않아요
(韓国語を学びません)
また、もともと否定的な意味がある動詞には안(アン)は使えないため、지않다(ジ アンタ)を使います。
모르 지 않아요
(知らなくない)
韓国語の否定③「〜できません」
韓国語で「~できません」という不可能の表現を作る場合は動詞の前に「못(モッ)」を付けます。
저는 거기 못 가요
(私はそこに行けません)
하다(ハダ)動詞に使う場合は「해요(ヘヨ)」の前に「못(モッ)」を付けます。
공부 못 해요
(勉強することができません)
韓国語の否定④「〜したくない」
韓国語で「~したくない」という否定の意思を表現す場合は기 싫어요(ギ シロヨ)を使います。
パッチムなし
저는 여기서 기다리기 싫어요
(私はここで待ちたくないです)
パッチムあり
기억하기 싫어요.
(覚えたくないです)
안 〜고싶어요でも否定の意思(希望に近い)を表すことができますが、기 싫어요(ギ シロヨ)に方がもっと強く拒否する感じです。
以上、読んでいただきありがとうございました。