本記事の内容
中国語を学習していると同じ文字だけど複数な用法の持つ単語が数多くあります。
本記事ではこれだけは覚えておきたい複数の意味がある代表的な中国語単語を一覧で紹介します。
中国語の学習過程で気になっている単語があれば詳細リンクもありますので、ぜひご覧ください。
目次
「来」の意味と使い方
- 「来る」の他にも「やる」、「注文する」の意味がある
- 「来」+動詞で積極的な姿勢を表す
- 方向補語として使う
- 呼びかけ「さあ」
中国語は「来」は日常会話でもよく使われる動詞的な表現がたくさんあります。
また、日本語でいう「歩いて来る」とかを表す方向補語としても重要な役割があります。
「给」の意味と使い方
- 前置詞の「〜に」、「〜のために」
- 使役動詞「〜させる」
中国語の「给」は動詞として「与える」の意味がありますが、前置詞や使役動詞としての使い方もよく使われます。
使う時は語順に注意しながら、文型を組み立てれるようにしましょう。
「呢」の意味と使い方
- 相手への催促を表す
- 反語を表す「~だろうか、いやそうではない」
- 事実の確認を表す「~ですよね?」
- 動作や状態の継続を表す「~しているところです」
- 文中のつなぎ言葉、「~でいえば」
- 仮定を表す「~なら~」
中国語の「呢」は会話文の文末によく使われて様々な使い方があります。
一緒につかっている疑問詞や文中の話の内容に着目しながら使い方の違いを理解していきましょう
「好」の意味と使い方
- 動詞 の「~好む」
- 副詞の「〜しがち」
- 好+動詞 「〜が良い」
- 好+動詞 「〜しやすい」
- 好+形容詞 「とても」
- 「好」+名詞 「良い、立派な」
- 結果補語 「 〜し終える]
- 会話表現:相手に同意する 「はい」
- 会話文表現:しまいを表す「もういい」
中国語の「好」という漢字は日本語では「好き」や「好む」という意味で使われる漢字ですが、中国語では複数の意味があって複雑に感じる学習者も多いです。
組み合わせる品詞と語順によって意味が異なり、日本語の「好」からは全く異なる意味もあります。
「过」の意味と使い方
- 「動詞+过」経験を表す
- 動詞の前に「没」や「没有」で否定を表す
- 動作の回数を表す動量詞といっしょに使われることが多い
中国語の「过」は経験のアスペクト助詞として使ういます。
中国語のアスペクト助詞とは動作の状態が開始したばかりなのか、継続中であるのかなどの今時点でどの段階かを表す助詞のことを指します。
動詞の時制がないかわりにアスペクト助詞を使うことで時間軸の表現が可能なのでぜひ覚えておきましょう。
「吧」の意味と使い方
- 話し手の様々な語気を表す助詞
- 「吗」や「呢」と並んで使用頻度が高い
- 発音は軽声で基本的には文末に置く
- 意味は提案・推測・同意 文脈から判断する
中国語の「吧」は語気助詞と言われていて、語尾に置くことでいろんな感情を表す便利な単語です。
テキストなどの文章ではあまり見かけない場合は多いですが、実際にネイティブの会話ではけっこう使われています。
「的」の意味と使い方
- 名詞を修飾する「~的+名詞」
- 1つの名詞をつくる「是~的」
- 「の」という意味でも「的」を使わない場合がある
中国語の「的」はよく使われている単語のため、学習初期から様々な用法として登場します。
日本語でも「~的(てき)に~」などの言葉は最近では聞くようにはなりましたか、中国語の「的」はそれ以上に使用頻度も高く様々な用途に使われる便利な言葉です。
「吃」の意味と使い方
「食べる」という意味以外でも使われる
吃惊 「驚く、びっくりする」
「看」の意味と使い方
「和」の意味と使い方
「着」の意味と使い方
「打」の意味と使い方
「了」の意味と使い方
「一半」の意味と使い方
「将」の意味と使い方
「嗯」の意味と使い方
まとめ
このように中国語の基礎単語の中には複数の意味をもつ多義語が多く存在します。
学習方法としては中心的な役割を担っている単語の意味を覚えた後に、他の意味もシチュエーションや文脈によってどのような意味で使われているか判断します。
多義語を習得していくことで中国語の語感も鍛えることができますのでぜひ少しづつ実践してみてください。
中国語の類義語についても一覧にまとめてますのでぜひ参考にしてください。
以上、読んでいただきありがとうございました。