語学習得において動詞の使い方を覚えることはとても重要です。
そして動詞を使う時に動作がどういう状態なのかを様々な局面で使います。
日本語では「〜している」や「もう〜した」など助詞を用いて無意識に使い分けていますが、タイ語では助詞がないため、動作の状態を表すフレーズを使わないといけないです。
いくつか基本的な動作の状態を表す語句を詳細するので、使用シーンに応じて使いこなせるようにしましょう。
กำลัง〜 〜しているところだ
英語でいうとingの現在進行形です。動作がその最中にあることを表します。
よくกำลัง+動詞+อยู่の形で表しますが、どちらかが省略される場合もあります。
〜แล้ว もう〜
英語でいうとalreadyの過去完了形です。
動作が完了していること、ある状態に達していることを表します。
動詞+แล้ว の形で表します。
あくまで完了形に用いるので過去を表す文に使うという意味ではありません。
(もうご飯をたべた)
ยังไม่ได้〜 まだ〜してない
「意志に反して」動作がまだ完了していないことを表します。
ยังไม่ได้+動詞の形で表します。
(まだご飯を食べていない)
意図して動作を完了していない場合は ยังไม่(yaŋ mây) 動詞 を用います。
เพิ่ง/พึ่ง 〜したばかりだ
動作が直前に終わったことを表し、เพิ่งは書き言葉、พึ่งは話し言葉で使います。
動作がさっきやっと終わったので次の動作が開始ができないときにこの言葉はよく使います。
(会社から帰ったばかりです。)
กำลังจะ〜 〜しようとしている
動作がまさにいま始まろうしていることを表します。動作としてはまだ開始していない状態です。
กำลัง+จะ+動詞で表します。
(出かけようとしているところです)
จวน〜 もう少しで〜するところ
動作が開始する時間や状態が変化する時間が迫っていることを表します。
จวน+動詞で表します。
(電車がもうすぐで来ます)
ใกล้จะ〜 まもなく
そこまで時間が切迫した感じはないですが、まもなく動作が行われる場合や状態が変化する状況を表します。
ใกล้+จะ+動詞で表します。
(夏がまもなく来ます)
เกือบจะ〜 ほとんど
動作がほぼ完全な状態になっていることを表わします。
เกือบ+จะ+動詞で表します。
(仕事はほとんど終わりました)
ชักจะ〜 だんだんと〜になる
ある状態に徐々になり始めていることを表します。
ชัก+จะ+動詞で表します。
(私は辛い料理がだんだん好きになってきた)
(今は会議中です。)