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タイ語実用検定を活用した効率的な勉強方法

    Kanya
    タイ語の検定試験ってどうやって勉強すればいいの?
    Shin
    タイ語の検定試験を活用して効率的に勉強する方法を紹介しよう

    本記事のテーマ

     タイ語の検定試験を活用して効率的に勉強する方法を解説

    本記事の内容

    • タイ語の試験「実用タイ語検定」とは
    • タイ語検定試験を活用した効率的な勉強方法
    • タイ語検定試験を受けるメリット

    タイ語の学習者でタイ語の検定試験を受ける場合って多いと思います。

    本記事を読むことでタイ語実用検定を活用したタイ語を上達させるための効率的の勉強方法がわかります。

    それでは解説しましょう。

    実用タイ語検定とは

    まずはタイ語検定試験「実用タイ語検定」のポイントを紹介します。

    すでに知っている人はスキップしても大丈夫です。

    実用タイ語検定とは2003年から実施されている、特定非営利活動法人日本タイ語検定協会が実施する、日本語話者向けのタイ語検定試験です。

    実用タイ語検定試験ホームページから申し込みすることができます。

    検定のレベルは5級、5級、4級、3級、 準2級、2級、1級の6段階に分かれています。

    開催時期は春季と秋季の年2回のみ(*準2級、2級、1級に関しては年1回のみ実施)です。

    英語、中国語の検定と比べると少ないため、計画的に受験することをおすすめします。

    試験会場も東京、大阪、名古屋、バンコク会場のみです。受験の申し込みが遅くなると会場によっては定員オーバーになり受験できないことがあります。

    検定料

    5級 4級 3級 準2級 2級 1級
    5,300円 6,300円 7,300円 7,800円 8,500円 9,500円

    他言語と同様に難易度が高くなると、検定料も高くなってきます。

    合格基準

    各級一次二次試験ともに100点満点中70点以上で合格となります。筆記試験とリスニング試験の合計点数にて合否判定を行います。

    気になる得点の配分率や採点方法などは非公開になっています。

    第31回 2018年 秋季 実用タイ語検定試験 の合格率と平均点を参考に記載します。

    5級 4級 3級 2級 1級
    合格率 68.3% 49.6% 34.3% 32.1% 20.5%
    平均点 73.8点 68.3点 57.4点 53.4点 59.1点

    4級から合格率はがくんと下がりますが、1級で20%なのでそこそこの合格者数はいますね。

    検定レベル

    各級の評価基準はホームページに記載されていますが、以下にまとめます。

    (テキスト)
    5級の評価基準【引用】
    入門レベルの文法知識と語彙をカタカナ発音表記またはローマ字発音表記で習得し、それらを用いて表現できること。ゆっくりであれば8単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。挨拶や自己紹介、意思表示が可能なレベル。(カタカナ発音表記とローマ字発音表記の併記で出題)

    ※ 春季・秋季 通年実施 / 一次試験のみ※ 解答方式:マークシート / 筆記:60分間 / リスニング:約10分間

    4級の評価基準【引用】
    初級レベルの文法知識と語彙をタイ文字で習得し、それらを用いて表現できること。ゆっくりであれば10単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。簡単な会話が可能なレベル。

    ※ 春季・秋季 通年実施 / 一次試験のみ※ 解答方式:マークシート / 筆記:60分間 / リスニング:約10分間

    3級の評価基準【引用】
    日常生活を送るのに必要な中級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて表現できること。短い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。日常生活においてタイ人と意思疎通が可能なレベル。

    ※ 春季・秋季 通年実施 / 一次試験のみ※ 解答方式:マークシート / 筆記:60分間 / リスニング:約15分間

    準2級の評価基準【引用】
    社会生活を送るのに不可欠な中上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて的確に表現できること。やや長い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。一般的な業務や職務においてタイ人との意思疎通が可能なレベル。

    ※ 春季のみ実施 / 一次試験のみ※ 解答方式:記述 / 筆記:60分間 / リスニング:約20分間

    2級の評価基準【引用】
    社会生活を送るのに必要な上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて流暢に表現できること。高度な専門用語を含まない新聞記事・論説文・物語の読解、ニュース・アナウンスの聴解ができ、テーマに沿って論述することもできる。一般的なタイ語翻訳やタイ語通訳が可能なレベル。

    ※秋季のみ実施 / 一次試験合格者は二次試験あり(対面口述式にて約40分間)※解答方式:記述 / 筆記(一次):60分間 / リスニング(一次):約20分間 

    1級の評価基準【引用】
    標準的なタイ語を口語、文語ともに不自由なく使いこなし、タイ人と遜色なく自然かつ正確に表現できること。専門的な文献の読解と翻訳、司法行政、政治経済、商談契約に関する通訳ができる。全国通訳案内士の外国語筆記試験合格レベル。

    ※秋季のみ実施 / 一次試験合格者は二次試験あり(対面口述式にて約40分間)※解答方式:記述 / 筆記(一次):60分間 / リスニング(一次):約25分間 

    実際の問題を実用タイ語検定試験ホームページ過去問ダウンロードコーナーから確認することができます。

    中国語検定2級を所持している私の経験からですが、実用タイ語検定の場合は生活するだけなら3級で十分、ビジネスでも準2級までで問題ないと思っています。

    それ以上を目指すとかなり時間を要することになり、実用上のメリットはほぼないと感じています。(通訳を目指す方は別ですが)

    タイ語検定試験を活用した効率的な勉強方法

    ホームページでも紹介されている過去問題集でやるだけで十分です。

    というか他にまともな対策書が出版されてないのが現実です。

    まずは検定試験の内容を自分の目で確認してみましょう。

    別の記事で誰でもわかるように問題の詳しい解説と勉強方法を紹介しているので是非参考にしてください。ただし、先に言っておきますが公式の過去問題集には問題と正答の選択肢のみでまとめな解説が載ってません。

    重要なのはただ問題の正答を導くだけの作業を練習するのではなく、問題に使われているされているタイ語の単語や文法など出題の意図を理解することです。

    タイ語実用検定5級

    タイ語実用検定4級

    タイ語実用検定4級以上でさらなるレベルアップを目指す場合はこちらの問題集もおすすめです。

    タイ語検定対策の決定版 タイ語実力アップ問題集 初級 「会話選択問題」
    タイ語検定対策の決定版 タイ語実力アップ問題集 初級 「単語穴埋め問題」

    問題形式別に多くの問題数をこなせます。

    タイ語実用検定試験を受けるメリット

    タイ語の上達するためにタイ語実用検定を受けておくメリットは以下です。

    • 日本人タイ語学習に優しいレベル設定
    • 自分のタイ語の能力が客観的に判断できる
    • タイ文字を読めるようなる
    • 学習のモチベーションを維持できる

    タイ語実用検定5級はタイ文字でななく、アルファベットに近いタイ文字発音記号のみで構成されています。

    まずはタイ語実用検定で5級に合格ですることで自身がつき、さらなるレベルアップに挑戦する気にもなります。

    タイ語は日本人にとってタイ文字、声調で意味が変わることなど馴染めない要素が多くあります。

    自分の学習成果を客観的に測るには試験は最適です。

    タイ語実用検定4級になるとタイ文字読めないと話になりません。

    試験問題の何度も繰り返しているのタイ文字を読むことにだんだん慣れてきます。

    語彙力はまだまだですが、タイ文字を読むことに慣れることをはその後のタイ語のステップアップでかなり重要なことになります。

    勉強したタイ語を定期的にアプトプットしていく環境づくりにタイ語実用検定を利用して効率的にタイ語を上達させていきましょう。

    以上、タイ語検定試験を活用した効率的な勉強方法でした

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