中国語で「表情」と「神情」はどう違うの?
日本語では「神情」は馴染みのない漢字の組み合わせだけど、どちらも日本語の表情に関係している
中国語の学習をしていると「神情」という単語を遭遇しました。
゛神の表情? ゛と一瞬思いましたが意味は全然違いました。
日本人にとって神情は普段見慣れない漢字の組み合わせなので、どういう意味かさっぱりわからかったです。
今回の記事では「表情」と「神情」の違いを紹介します。
表情
「表情」は顔や身体全体から感じられるものとして使われます。
日本語の表情の意味と同じで、口語にもよく使われますので会話の中ではどんどん使っていきましょう。
表情”は自然に表れたものでも意識的に作ったものでも用いることができます。
她的表情看起来特别平静
(彼女の表情は穏やかに見える)
(彼女の表情は穏やかに見える)
神情
「神情」は自然に顔に表れたものを指します。
日本語でいう顔つきに意味が近いです。
表情に比べてより抽象的て内面的な事柄で用いられてます。
書き言葉としての用いるのが多く、会話ではあまり使われないです。
また、眼差しや動きの変化などから気持ちの変化を強調するニュアンスがあります。
神情紧张
顔つきが緊張している
脸上露出不安的神情
不安気な顔つきをしている
このように漢字自体は日本語でもあるけど組み合わせが中国語特有の単語は山ほどあります。
なんとなくでも違いを理解することで語感が磨くことができて中国語のバリエーションも増えていくでしょう。
最初は混同するかもしれませんが、上記の記事を参考に区別できるようになっていただければ幸いです。
中国語の「神情」は「表情」より範囲が狭くて内面的な気持ちを形容する意味がある
CHECK
中国語の学習を通して使い分けに苦戦した単語を紹介しています。新しい単語を学習するときに使い分けがわからない場合は是非参考にしてください。中国語の似ている単語の使い分けは曖昧なままにしておかないのが語感を鍛えるためには重要です