中国語の漢字は読み方が複数ある?|多音字についての正しい勉強方法

Kanya
中国語の漢字は1つの漢字に対して1つの読み方だけなの?
Shin
中国語の基本的に1つの漢字に対して1つの発音だけど多音字という例外の中国語もあるんだ

本記事の内容

中国語の文字は基本的に1つの漢字に対して1つの発音(ピンイン)と声調が対応します。

しかし1つ漢字に対して複数の読み方をする中国語を多音字といいます。

本記事では中国語の多音字の勉強方法について詳しく解説します。

中国語の読み方が複数ある漢字(多音字)の勉強方法

結論から言うと多音字だけの単語学習に特別時間をとって勉強する必要はありません。

理由は以下の3つです。

  1. 多音字の数は圧倒的に少ない
  2. 多音字でも意味や使い方が異なる場合が多い
  3. ネイティブでも多音字の発音に迷う

詳しく解説していきます。

多音字の数は圧倒的に少ない

多音字の数は圧倒的に少なく、3500語(HSK5級~HSK6級)の常用漢字のうち300語程度です。

日本人であれば音読み、訓読みの使い分けを膨大な漢字の数の中から行っていることに比べると、中国語の多音字の数は圧倒的に少ないです。

ですので普段の中国語学習の中で多音字を気づいたときに少し発音を見直す程度に良いでしょう。

多音字でも意味や使い方が異なる場合が多い

多くの多音字は意味が異なったり、品詞も違うので使い方が紛らわしいということはありません。

中国語の単語学習で重要なことは似たような発音と声調から意味を特定できるリスニング能力をつけることです。

このリスニング能力を鍛えれば発音や声調が異なる多音字はまったく別の単語として扱うことができます。

ネイティブでも多音字の発音に迷う

中国語の多音字はネイティブでも知らなかったら、意識してない場合もあります。

ですので外国人である中国語の学習者がそもそも完璧に使いこなせる必要もないです。

多音字の知識についてはこの記事を読んでいただけば十分なので後は深追いしないようにしましょう。

中国語の初級段階で覚えておきたい多音字一覧

中国語学習の初期段階で覚えておきたい代表的な多音字を紹介します。

発音が異なる多音字

同じ漢字でjiǎng】(くじにあたる)[/box]

便 biàn/pián

読み方① 随便【suí biàn】(いい加減)
読み方② 便宜【pián yi】(安い)

调 diào/tiáo

読み方① 调查【diào chá】(調査する)
読み方② 调整【tiáo zhěng】(調整する)

长 cháng/zhǎng

読み方① 长年【cháng nián】(一年中)
読み方② 长大【zhǎng dà】(大人になる)

重 chóng/zhòng

読み方① 重新【chóng xīn】(新たに)
読み方② 重要【zhòng yào】(重要である)

行 háng/xíng

読み方① 银行【yín háng】(銀行)
読み方② 行为【xíng wéi】(行動)

都 dōu/dū

読み方① 都是 【dōu shi】(すべて)
読み方② 首都 【shǒu dū】(首都)

大 dà/dài

読み方① 大小 【dà xiǎo】(大きさ)
読み方② 大夫 【dài fu】(医者)

觉 jiào/jué

読み方① 睡觉【shuì jiào】(寝る)
読み方② 觉得【jué de】(思う)



声調だけが異なる多音字

同じ漢字でピンイン表記は同じですが、声調が異なります。

相 xiāng/xiàng

読み方① 互相【hù xiāng】(互いに)
読み方② 照相【zhào xiàng】(写真)

答 dā/dá

読み方① 答应【dā ying】(返事をする)
読み方② 回答【huí dá】(回答する)

强 qiǎng/qiáng

読み方① 勉强【miǎn qiǎng】(無理やり)
読み方② 强大【qiáng dà】(強大な)

结 jiē shi/jié hūn

読み方① 结实【jiē shi】(丈夫である)
読み方② 结婚【jié hūn(結婚する)

空 kōng/kòng

読み方① 空气【kōng qì】(空気)
読み方② 有空【yǒu kòng】(時間がある) 

了 liǎo/le

読み方①  了解【 liǎo jiě】(理解する)
読み方② 好了【hǎo le】(では)

少 shǎo/shào

読み方① 减少【jiǎn shǎo】(減少する)
読み方② 少年【shào nián】(少年)

中国語の声調について覚えておきたい基本的なことを別の記事にまとめていますのでぜひ参考にしてください。

中国語の声調ができない人がやるべき5つのこと

2020年9月29日

上述のとおり中国語の初級段階で学習する漢字の中にも多音字はけっこうあるので覚えておいて損はありません。

以上、読んでいただきありがとうございました。

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