「感じる」を表す言葉が中国語ではたくさんあってわからないよ
品詞と用途に着目して使い方の違いを紹介しよう
結論
はっきりとした境界線はないです。
細かいことを覚えるのがめんどくさい人は以下のことだけ覚えるだけでいいです。
- 動詞/名詞で使えるのは感觉と感受、感到は動詞のみ
- 動詞の感觉は内的と感受は外的な要因で感じたことに使う
- 名詞の感觉は日本語と同じ、感受は感銘の意味
例文もあわせて詳しく解説します。
感觉
日本語には名詞の感覚しかありませんが、中国語では動詞としても使えます。
動詞として使う場合
内部にある要因で感覚として認知したことを表します。プラス面、マイナス面どちらでも使えます。
我感觉不舒服
(私は気分が悪いと感じた)
名詞として使う場合
日本語の”感覚”や”感じ”とほぼ同じ意味合いで使うことができます。
这个感觉很熟悉
(この感覚はよく知っています)
感受
動詞として使う場合
外からの刺激を受けて感じたこと、自分自身に影響することを表します。
感受到压力
(ストレスを受けた)
名詞として使う場合
感銘、感想のニュアンスに近いです。
这次去上海参观,感受很深
(今回の上海見学はとても感銘を受けた)
感到
動詞として使います。
生理的、感覚的、心理的にマイナス面に感じたことが使われます。
動詞の觉得と同じニュアンスでつかいます。
我感到很感兴趣
(私はとてもおもしろいと感じる)
以上です。