本記事の内容
- HSKK(中級)のレベル
- HSKK(中級)の問題内容
- HSKK(中級)の試験対策
中国語の口試試験HSKK(中級)を受験する学習者のために試験の対策方法を紹介します。
本記事読めばHSKK(中級)で合格するための勉強方法が誰でも簡単にわかります。
HSKK(中級)のレベル
900語前後の常用単語を習得している者を対象としています。
主に週に2~3回の授業を1~2年程度の学習者を対象としています。
上記公式ホームページに学習目安として掲載されています。
”900語前後の常用単語単語を習得”って少ないと思う学習者がいるかもしれませんが、語学において「聞く」や「読む」の技能に対して「話す」の技能はかなり劣るのが当たり前です。
実際に試験を受けた筆者の感覚だとレベルを筆記試験の5〜6級レベルをクリアする学習時間がレベルが必要です。
ただし、筆記のスコア=口語の実力ではないので完全に比較することはできません。
こんな人がおすすめ
- 中国語の発話力が把握したい
- 中国語のスピーキング能力を向上したい
- 中国語のコミュニケーション能力を伸ばしたい人
HSKK(中級)を受けると自分の中国語での発話能力が客観的に分析できます。
たいていの受験者が筆記試験では良いスコアが取れたけど、スピーキング能力は思うようにいかないことが多いです。
HSKK試験の対策をこなすことでスピーキング能力が向上して最終的には中国語でのコミュニケーションを伸ばしたい人は
一度受験している価値はありです。
HSKK(中級)の問題内容
- 第一部分 听后重复•••音声を聞いて後に復唱する
- 第二部分 看图说话•••写真をみて話す
- 第三部分 回答问题•••質問を読んで答える
第1部分 听后重复
中国語で記載された20文字以内の基本的な文章を音声が再生された後に復唱します。
再生される速度はHSK4級のリスニング試験ぐらいの早さに対応できていれば問題ないです。
ディクテーションの練習を普段から実践している学習者であれば余裕です。
◾️第2部分
第1部分とは比較できないほど難易度がグッと上がり、中国語での発話力が試されます。
写真だけの状況だけを話すのではなく、そのシーンに至るまでの過程を自分なりに想像して話す必要があります。
そうしないと150から200文字程度の回答の量にはならないからです。
自分の知っている言葉でわかりやすく話する必要がありますが、難しい表現はいっさい不要です。
”900語前後の常用単語”は筆記試験HSKだと3〜4級程度の語彙数なので、級別の単語帳があれば自分の言葉で文を作って口に出して見ましょう。
注意事項
話す内容がまとまらないうちに焦って話し出して録音しないことことです。話す内容を頭の組み立ててから録音を開始しましょう。
第3部分
質問に対してフリーに答える形式てす。
質問の内容しだいですが様々な状況の中で自分がどうするか、どう考えるかを話ます。
制限時間が2分しかないので最初の1分で話しの道筋を決めて、残り1分で話すのが良いです。
試験に出てくる写真の質問も異なるのでやはり総合的な語彙力と話す力が試されます。
過去問題集を購入したもの、問題に慣れる意味では活用できますが、反復練習にはあまり使えないです。
HSKK(中級)に合格するには
HSKKの合格基準
HSKK口試(中級)では6割(60点)以上のスコアで合格です。
録音した音声の採点基準は明確になってませんが、正しい発音である程度の問題の内容に適した回答であればそこまで厳しいものではありません。
重要なのは自分で話すときに使える言葉は読める、書ける語句に比べれば圧倒的に少ないということです。
そういう意味でが筆記のHSK より難易度は確実に高めですね。筆記で5級や6級を合格しているから中級は大丈夫だろうと思わない方が良いです。
HSKKに合格するための心得
- 中国語の正しい発音と声調を学ぶ習慣をつける
- 自分の言葉で表現できる語彙を増やす
- 瞬発的に話せるように会話形式普段から慣れておく
筆記試験で自分の納得するスコアが取れればスピーキング重視の中国語を学習するのがおすすめです。
関連する記事を紹介します。
中国語の発音と声調を学びたい
自分の言葉で表現できる中国語を増やしたい
中国語の会話練習がしたい
HSKK(中級)の試験対策
過去問題集で問題形式を把握する
結論、HSKK(中級)に試験対策のテキストは過去問題集をやるだけだけで十分です。
語学試験の中でまだまだ口語能力の試験を受けれる言語は少ないですが、中国語であればHSKKで自身の実力を測れるので是非機会があれば受験してみてください。
以上、読んでいただきありがとうございました。