本記事のテーマ
本記事の内容
本記事を読むことで中国語の様態補語のを理解するためのコツがわかります。
それでは解説しましょう。
中国語の様態補語とは?
中国語の様態補語は動作の程度や結果の状態を詳しく説明するときに使います。
日本語に訳すと「〜するのが〜です」になります。
- 述語の後に必ず得を使う
- 補語の部分は語句やフレーズを使う
- 否定語は得の後ろに不を付ける
- 目的語がある場合は動詞の部分を繰り返すか、前の動詞を省略する
様態補語の構文にはいくつかパターンがあります。
形容詞を使う様態補語
動詞/形容詞+得+程度副詞+形容詞
動詞の後に”得”と形容詞を組み合わせた様態補語の例文です。
(彼のノートは詳細に整理されている)
形容詞を後に”得”と形容詞を組み合わせる事もありますが、使い方は限定的です。
ほぼ動詞の後に得を置いて使いましょう。
「很」はとても?
中国語の形容詞を述語として使う場合、必ず形容詞の前に「很」をつけます。
日本語に訳すときは「とても」は不要です。
「很」を他の程度を表す副詞に置き換えれば程度を強調をすることができます。
(彼の中国語は非常に良い)
形容詞の状態の程度を表す時に程度副詞を使う以外にも次のような表し方があります。
- 要命(甚だしく〜だ)
- 极了(極めて〜だ)
- 多了(ずっと〜だ)
- 死了(たまらなく〜だ)
(この部屋はずっと綺麗だ)
目的語がある場合は動詞を2回繰り返す
修飾される文章に目的語が含まれる場合は動詞を2回繰り返します。
動詞+目的語+動詞+得+形容詞
(彼は中国語を流暢に話す)
前の動詞の(讲)は省略可能なので下記の文章でも意味は同じです。
主語+述語を使う様態補語
様態補語は主語+述語の構文でも使えます。
動詞+得+主語+述語
(あなたの英語はどんどん上手になっていますね)
1つの文の中に複数の句がある特殊な構文になるので、検定試験の並び替え問題によく出題されます。
様態補語は状況の結果を表す場合もある
様態補語は”得”の前の動作の結果を表すこともできます。
(彼が話すことをみんな笑った)
(×彼はみんなが笑うように話した)
様態補語を日本語に訳すときは必ず文章全体から自然な文章にあるように注意しないといけません。
様態補語の否定文
様態補語の不定文は”得”の後ろの部分に否定語をつくります。
動詞+得+不+形容詞/動詞
(彼は中国語が流暢に話せません)
中国語はいろいろ構文はありますが、否定語にしたときに「不」をどこにおくのか構文によってしっかり覚えて置きましょう。
様態補語の疑問文
様態補語の疑問文は簡単です。
文末に吗を付けるか、様態補語の位置に怎么样をそのまま置きます。
動詞+得+怎么样?
(彼の話す中国語はどうですか?)
この場合は中国語をどれくらい話せるのか具体的に聞くことができます。
以上、読んでいただきありがとうございました。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
[kanren postid=”3884″]