「これは何?」「いつ来たの?」「いくらですか?」などのコミュニケーションの中では不可欠な疑問詞を習得することは
言語上達への第一歩と言えます。
言語学習の初期段階で疑問文を攻略することで以降の学習を優位に進めていくことができます。
この記事ではインドネシア語の疑問文に関する勉強方法を紹介します。
疑問文の特徴
- 疑問文の場合は文の最後に”?”をつける
- 疑問文をは発音するときは語尾を上げる
- 疑問詞を使う場合と使わない場合がある
- 疑問詞は文の頭につける
- 疑問詞を使わない場合は文頭にApakahなど疑問文特有の単語を付ける
最低限覚えておきたい文法を上記に記載しました。
大半が英語の疑問文と似ているのでそこまで抵抗なく覚えれるでしょう。
疑問詞を使わない疑問文
文の頭にApakahをつけて疑問文にすることができます。
Apakah anda orang Jepang?
(あなたは日本人ですか)
語順は肯定文と変わらないので、英語などと比較して疑問文は作りやすいです。
答え方としては以下のようなパターンがあります。
Ya(はい)
Tidak/ Bukan(いいえ)
否定する品詞が動詞・助動詞・形容詞のときはTidak、名詞・代名詞のときはBukanを用います。
疑問詞を使う疑問文
どの言語にも共通して言えますが、「いつ」、「どこ」などの意味を表す疑問詞が必ず存在します。
Apa | なに |
Kapan | いつ |
Mana | どこ |
Siapa | だれ |
Kenapa | なぜ |
Yang mana | どれ |
Berapa | どれくらい |
Bagaimana | どのように |
まずはそれぞれの疑問詞の一覧化して文字や発音を似ている部分を見つけて印象づけていくと良いでしょう。
使用頻度は高いので何回か使っていくとすぐに覚えれる単語です。
それぞれの疑問詞を使った例文を用いて、使い方を解説します。
Apa なに
Apa ini?
(これはなんですか?)
英語でいうwhatです。わからないものや事柄を問うときにかなり重宝する疑問詞です。
Kapan いつ
Kapan anda datang dari Jepang?
( あなたはいつ日本から来ましたか?)
英語でいうwhenです。時制の活用がないインドネシア語では時を表す単語を付け加えて答えます。
Mana どこ
Di mana rumah anda?
( あなたの家はどこですか?)
英語でいうwhereです。インドネシア語の疑問文は前置詞di(〜に) ke(〜へ) dari(〜から)といっしょに使います。
Ke mana pergi?
( どこにいきますか?)
Dari mana datang?
( どこから来ましたか?)
Siapa だれ
Siapa dia ?
( 彼はだれですか?)
英語でいうwhoです。使い方のバリエーションもそこまでないのですぐに使いこなせるでしょう。
Kenapa なぜ
Kenapa anda belajar bahasa indonesia ?
( なぜあなたはインドネシア語を勉強しているのですか?)
英語でいうwhyです。外国語の学んでいく過程あらゆるシーンで疑問が生じるので、使用頻度は高いでしょう。
Yang mana どれ
Yang mana rumah anda?
( あなたの家はどれですか?)
英語でいうwhichです。複数選択肢があってどれを指しているかを問うときに用います。
Berapa どれくらい
Jam berapa sekarang?
( 今何時ですか?)
英語でいうhow muchやhow manyです。時間や数量の程度を問うときに用います。
Bagaimana どのように
Bgaimana pergi ke rumah anda?
( どのようにあなたの家に行きますか?)
英語でいうhowです。一般的には後ろに文の状態や動作がどのような様子か問うときに用います。
まとめ
相手とのコミュニケーションの中で自分のわからないことを伝えるのは非常に大切なことです。
まずはインドネシア語の疑問詞をマスターして話のバリエーションを増やしていきましょう。