本記事のテーマ
本記事の内容
- タイ語の形容詞は述語扱い
- 名詞の修飾の順番は逆
- タイ語の文法は比較的簡単
- 覚える単語量は少ない、基礎単語を組み合わせて使うだけ
- タイ語の発音は5声もあり、意味もそれぞれ異なる
- タイ文字はかなり難易度が高いので後回しでもOK
- 男性と女性でを使い分ける単語がある
本記事を読めばタイ語の文法の特徴が理解できて学習のアプローチ方法がわかります。
それでは解説します。
タイ語 文法の特徴
タイ語の形容詞は述語扱い
タイ語の基本語順は英語の主語+述語+目的語(補語)の形と同じです。
ですが英語と大きく異なる点はタイ語の形容詞は述語扱いになることです・
英語では形容詞を使う時に述語としてbe動詞を置きますが、タイ語の形容詞ははそのまま述語としておけます。
名詞の修飾の順番は逆
形容詞や副詞で名詞をを修飾する順番が英語と異なります。
例えば、
この2点は日本語や英語の文法にはないので、最初は違和感だらけですが何回か使っていくと慣れていきます。
タイ語の文法は比較的簡単
タイ語の文法はそこまで複雑ではなく、覚えるべき文法もそこまでありません。
英語では時制や人称によって語形変化がありますが。タイ語では語形変化はないです。
英語の過去形や過去完了、仮定法といった複雑な文法のせいで文法学習を苦に感じる学習者はは多いですが、タイ語の文法は非常にシンプルです。
ていねいに解説されている文法書が1冊あれば必要十分な文法知識は習得できます。
おすすめの文法学習書
タイ語の基礎文法を習得するにはこのテキストシリーズの学習書で十分です。
覚える単語量は少ない、基礎単語を組み合わせて使うだけ
タイ語の学習で覚えるべき単語の量は他の言語と意味は少ないです。
理由は2つです。
①そもそもの語彙量が少ない
②基礎となる単語を組わせることで様々な単語をつくる
例えばタイ語のน้ำ(水)という単語を覚えれば以下の単語が組み合わせでつくることができます。
どれもน้ำ(水)から連想される
ですので単語帳で膨大な単語量を覚えていくという学習はタイ語は不要です。
語幹となるひとつの単語を覚えれば一気に語彙を増やすことだって可能です。
タイ語の単語を効率的に覚えるためにはこちらのテキストがおすすめです。
タイ語の発音は5声もあり、意味もそれぞれ異なる
声調で意味が異なる言語としては中国語が挙げられますが、タイ語も同じく声調があります。
しかも中国語の4声を上回る5声あります。
声調に加えて発音も日本人には馴染みのないものが多いです。
タイ語の学習では正しい発音をしっかり習得することが先決になってきます。
単語や文法は適度にして発音の学習を重点的に行います。
タイ文字はかなり難易度が高いので後回しでもOK
タイ語の最難関といえるのがタイ文字です。
多くの学習者はがタイ文字の理解に挫折しいてタイ語の学習をあきらめてしまいます。
象形文字のような文字で似たようなな文字もたくさんあり且つ発音記号も含まれます。
しかも文字を見ただけでは意味はわかりりません。
あくまで発音を表すための文字(表音文字と呼ばれます)です。
ですのでタイ文字の発音をしっかり理解しないと、意味がわからないです。
手書きはかなり効率が悪い
タイ文字の書く場合は手書きの練習は不要です。
実践でほとんど手書きは使わないうえに時間かかりすぎます。
私は手書きは諦めて、スマホのキーボード入力にしました。
ある程度入力すれば予測も表示してくれるので非常に効率よく且つ正確にタイ文字が書くことができます。
手書きにこだわらずに文明の利器に頼る方が得策です。
男性と女性でを使い分ける単語がある
タイ語では男性と女性で使い分ける言葉があります。
基本的には以下の2つだけ意識しておけば大丈夫です。
ていねい語の「~です」
一人称の「僕」と「私」
欧州諸国の言語では名詞の単語単位で男性と女性を使い分ける文法とかもあるぐらいですが、それらに比べたらタイ語はまだましです。
以上、タイ語の文法の特徴を解説しました。
外国語の学習は文法の特徴を理解した上で効率的な学習方法を実践していくことが重要です。