タイ語を学習しているとよくก็(kɔ̂ɔ)という単語を見かけます。
様々な単語の組み合わさっていろんな意味を持つ便利な単語ですが、それぞれの使い方をある程度知っおく必要があります。
今回はก็を使った基本的な表現を紹介します。
〜もまた
英語Alsoに近いニュアンスでです。事柄に対して同じ事柄があり『〜もまた』、『同様に』という意味を表すときに用います。
ก็(kɔ̂ɔ)の使い方の中でももっとも基本的な意味なので積極的に使っていきましょう。
それでも
接続詞として使用するก็(kɔ̂ɔ)です。前の節の事柄に関わらず、結果が変わらないことを表します。
เรียนภาษาไทยเต็มที่ก็จำคำศัพท์ไม่ได้
(タイ語を一生懸命勉強しても単語が覚えれない)
その他よく使うイディオムとしてอย่างไรก็ดี(yàaŋray kɔ̂ dii)で『なにがどうであれ』と表します。
それで
英語のSo、Thenなどに近いニュアンスの意味を持つ接続として用います。
前の事柄を受けてあとの事柄を導く場合に用います。
พอเรียนภาษาไทยนานๆก็มั่นใจขึ้น
(タイ語を長い間勉強してきたので自信がついた)
タイ語の交互ではก็เลย(kɔɔ ləəy)が圧倒的に使われるのでぜひ覚えておきましょう。
〜してもいい
動詞/名詞 + ก็ได้(kɔ̂ dây)で”してもいい”という許可の意味を表すことができます。
よく使う用法としてはก็ได้の前に疑問詞を置くことで、その疑問詞が持つ意味と〜でもいいということを表します。
相手の質問の回答や自分の意見に具体的な指定がないときは頻繁に活用するフレーズですので是非覚えておきましょう。
・どこでもいい ->ที่ไหนก็ได้ (thîi nǎy kɔ̂ dây) ・いつでもいい ->เมื่อไรก็ได้(mʉ̂aray kɔ̂ dây) ・いくらでもいい ->เท่าไรก็ได้(thâwray kɔ̂ dây) ・誰でもいい ->ใครก็ได้ด้(khray kɔ̂ dây)
・何でもいい -> อะไรก็ได้ (aray kɔ̂ dây)
また、動詞の後ろにก็ได้を置くことでその動詞の動作を許可する意味を持ちます。
・行ってもいい -> ไปก็ได้ (pay kɔ̂ dây)[/box] 使い方によっては投げやり感のある表現になるので注意してください。
・どうでもいい →อย่างไรก็ได้(yàaŋray kɔ̂ dây)
最後に
ก็(kɔ̂ɔ)の用法はたくさんありますが、上記で紹介した用法を使いこなせるようになれば十分と思います。
タイ語を学習する過程の初期段階で登場する基本的な単語なのでぜひ様々な使い方を覚えておきましょう。
อาทิตย์หน้าก็จะหาเวลา
(来週も時間を空ける)