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【合格者の本音】中国語検定とHSKのどっちを受けるべきなのか本音で伝えます

    この記事のまとめ

    中国語の試験で有名なHSKと中国語検定の特徴や難易度をわかりやすく紹介します。
    この記事を読めば中国語の学習でHSKと中国語検定をどのように受験していけば良いのかわかります。

    Kanya
    HSKと中国語検定はどっちを受験した方がいいの?
    Shin
    目的にもよるけど、実用的な中国語の資格を取りたい場合はHSKがおすすめだよ

    中国語には「HSK」と「中国語検定」という資格がありますが、どっちを受けたら良いのか迷う学習者も多かったりします。

    本記事では両方とも受験した私自身の経験を踏まえて、特徴や違いを紹介しながら本音を伝えようと思います。

    筆者のプロフィール
    • HSK6級、中国語検定2級合格
    • HSKや中国語検定の対策を独学で実践

    HSKと中国語検定をかんたんに比較

    名称 漢語水平考試験(HSK) 中国語検定試験(中検)
    主催 中国政府教育部 日本中国語検定協会
    級数 初級:1級/2級
    中級:3級/4級
    上級:5級/6級
    初級:準4級/4級
    中級:3級/2級
    上級:準1級/1級
    問題形式 選択式マークシート
    記述*3~6級のみ
    選択式マークシート
    記述(~6級)
    口語*準1・1級のみ
    試験日程 毎月開催 年3回(3月、6月、11月)
    ※1級は11月の1回のみ)の
    受験者数 約3.5万人 約3万人
    受験料 3,740円~9,790円 3,200円~9,700円
    開催地 多い時で全国20都市
    *月ごとに異なる
    全国ほぼすべての都市
    合格基準 300満点中180点
    (聞き取り/読解/作文)
    リスニング:100点満点中60~85点
    筆記:100点満点中60~85点
    特徴 中国語を中国語で処理する能力 中国語を日本語に翻訳する能力

    HSKと中国語検定で共通する特徴

    共通する特徴
    •  レベルが高くなるほど、難易度が格段にあがる
    •  手書きの記述問題がある
    •  受験級が高いほど、受験料も高い
    Shin
    中国語の手書きはほぼ最近は使わないから廃止してほしい!

    HSKと中国語検定で異なる特徴

    HSKの特徴

    HSKの特徴
    • 漢字を母国語としない外国人のための中国語試験
    • 口語の試験(HSKK)は別途受験できる
    • 実用性の高い問題が多い

    中国語検定の特徴

    中国語検定の特徴
    • 日本で独自に開催されている中国語試験
    • リスニングと筆記で合格基準点が分離
    • 知識を問うマニアックな問題が多い

    英語の試験に例えるとHSKがTOEIC中国語検定が英検に似ています。

    HSKと中国語検定の難易度を比較

    問題の形式が両者で異なり単純に比較はできませんが、試験に合格するための難易度の関係性を表します。

    中国語の初心者でもしっかり学習すればHSK1〜2級や中国語検定準4級の受験はスキップしても問題ないです。

    中国語検定の1級の難易度は別次元でHSKの最上級と比較しても相当むずいです。

    Shin
    実用レベルではt中国語検定2級、HSK6を最終目標にしよう



    HSKと中国語検定どっちを受験すべき?

    HSKの受験が向いている人

    • できるだけ効率よく中国語の資格を取得したい人
    • 就職、留学、海外での仕事に役立てたい人
    • 中国語で処理する能力スキルをつけたい人

    できるだけ効率よく中国語の資格を取得したい人

    同じような級で比較したとき、HSKは中国語よりも合格しやすいです。

    HSKはリスニング、読解、作文でそれぞれ配点が100点ずつあって合計で180点以上あれば合格です。

    読解と作文は日本人であれば漢字の知識があるので比較的に学習時間が少なくても高得点がとれます。リスニングの得点で足を引っ張っても、読解、作文で補えば短期でも合格も可能です。

    HSKの等級は2022年3月から変更

    2022年の3月からHSKのレベル等級が見直されて9級制になります。

    上位のレベルはあがりますが、中国語検定1級のようなレベルにあがるかは現状は未定です。

    就職、留学、海外での仕事に役立てたい人

    日本国内のみ開催の中国語検定とは異なる、HSKは世界各国で開催され国際的な中国語の資格です。

    HSKの就職、留学、海外での仕事での有利になるケースは多いです。

    中国で仕事をしようと思ったら最低でもHSK5級レベルの実力が必要です。

    中国語で処理する能力スキルをつけたい人

    HSKの問題形式は問題、解答ともすべて中国語です。

    英語のTOEIC試験のようにじっくり問題を解くというよりかは時間内でどれだけ処理できるかが求められます。

    出題される表現もより実用的なものが多いので、試験対策だけにとどまらずネイティブとの中国語コミュニケーションスキルがつきます。

    Shin
    どっち受けるか迷ったらHSKを受験してみるのがおすすめ!

    中国語検定が向いている人

    • 中国語の知識を広げたい人
    • 翻訳能力を確認したいと人

    中国語の知識を高めたい人

    中国語の世界は奥が深くて語彙も様々ですが、中国語検定の学習を通して自然と覚えるようになります。

    特に成語や慣用句を深く理解できていれば、中国の生活や文化の知識も広がります。

    通訳者を目指したい人

    通訳者を目指すのであれば中国語検定の準1級以上が必要です。

    中国語検定の学習で中国語を日本語でどのようにわかりやすく表現する能力を伸ばせます。

    Shin
    中国語好きならぜひ受験しておきたい!

    ダブル受験がむいている人

    私自身はHSKと中国語検定を両方受験しました。

    初級と中級レベルであれば問題形式は異なりますが、基本的に学ぶ中国語の内容は同じなので試験対策にそこまで時間はかかりません。

    中国語を極めたいって人はぜひダブル受験も挑戦していてください。

    受験する前に知っておきたいこと【体験談】

    中国語学習モチベーション維持になる

     受験すると合格という目標が期日付で設定されてうまれるので学習の動機づけがしやすいです。

    受験を申し込むと合格をするために自分を追い込んで勉強に励むようになります。

    たとえ不合格でも学習で積み重ねた経験は今後の活かしていけるので、とりあえず受験に申し込みしてみるのもありです

    検定対策を利用すれば実践力もつく

    検定合格と実践力は違うっていわれますが、それは検定対策だけの学習をした場合です。

    自分のレベルにあった検定の問題を利用しながら、学習を続ければ実力も着実につきます

    解答読んで終わりじゃなくて、単語や文法を使い方を自分で納得できているかが大切なポイントです。

    Shin
    問題文やリスニング原稿を何度も音読するのもおすすめ!

    慣用句、成語の深い沼には注意

    中国語検定やHSKの上位レベルではふだんあまり使わない慣用句、成語が多く出題されます。

    試験対策に必死に覚えたとしても数年立つと忘れてしまうものあります。

    慣用句、成語を全問正解しなくても十分合格できるので興味があるやつだけしっかり覚えていきましょう。

    不合格でも落ち込まない

    合格率を見てわかるように中級レベルからは不合格の人は合格する人より多いです。

    勉強を積み重ねても1発合格できる人は稀なので不合格でも決して落ちこまずに根気よく受験していくことをおすすめします。

    私自身も中国語検定2級で2回落ちましたが、その分学習を積み重ねできたので結果的には良かったと感じてます。

    HSKと中国語検定のおすすめ勉強方法

    当サイトではHSKの中国語検定で効果的な勉強方法を紹介してますんでぜひご覧ください。

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