中国語の「对于」と「关于」の違いはあるの?使い分けがわからないよ
中国語の「对于」と「关于」は簡単に使い分けができる方法があるので紹介しよう
本記事の内容
中国語の「对于」と「关于」の使い方の違いを徹底解説
中国語の「对于」と「关于」は日本語の「〜について」という意味でけっこう使います。
自分の完璧でない中国語でのコミュニケーションにおいて自分が何について話をしてるのかしっかり強調できます。
「に対して」と「に関して」の違いのように思えますが、細かい使い分けがあります。
「对于」と「关于」の違いはこれだけ覚えれば十分です。
- 「对于」は文中にも使えるけど「关于」は文頭のみ
- 「对于」は後ろに名詞を置く
- 「对于」は動作の対象、「关于」は関係する範囲を表す
これだけでは完全にはわからないの思う詳しく説明していきます。
本記事を読むことで中国語の「对于」と「关于」の使い分けが簡単にできるようになります。
「对于」と「关于」の違い
对于
「对于」は動作の対象を示すときに使うので対象自体がはっきりとして動作につながることを表します。
对于这个问题,我们一定要解决
(この問題について私たちは必ず解決しなければならない)
(この問題について私たちは必ず解決しなければならない)
この問題という具体的な事に対して解決するのいう動作につながります。
「对于……的」で名詞を修飾することができます。
你们对于改进工作的建议是非常好
(仕事の改善についての君たちの提言は非常に素晴らしい)
(仕事の改善についての君たちの提言は非常に素晴らしい)
文中で使われるときは「对」でも言い替えが可能です。
关于
「关于」は何か話のひとつの内容を切り出すときに使います。
「关于」の後に置かれる単語は動作の対象でなくても良いです。
日本語の「〜に関して」とほぼ同じ使い方で問題ありません。
关于这个问题,我直接跟他一下
(この問題に関して私は直接彼に話します)
(この問題に関して私は直接彼に話します)
「关于」は書き言葉として文章のタイトルとかにも使われます。
「关于」に似た使い方をする中国語の前置詞で「至于」があります。
「至于」はある事柄が挙がっていて関連する他の事柄に話を転換するときに使います。
日本語だと「〜に至っては」のニュアンスに似ています。
最近很多人换个工作,至于我朋友,他已经换过7次工作
(最近はすぐ仕事を変える人が多い、友人に至ってはすでに7回目だ)
(最近はすぐ仕事を変える人が多い、友人に至ってはすでに7回目だ)
以上、読んでいただきありがとうございました。