実際にネイティブの会話でも、「~呢(ne)」というフレーズを聞いたことはないでしょうか?
中国語の「呢」は、語気助詞と呼ばれていて、、使用頻度が高くて複数の使い方があります。
本記事では、中国語の「呢」の使い方を、例文付きでわかりやすく解説します。
中国語「呢 」の使い方を例文付きで解説
中国語の「呢」は文末に用いて、以下の4つのニュアンスで使われます。
- 答えを相手に催促する
- 事実を相手に確認させる
- 動作を継続していることを表す
- 会話文のつなぎ言葉にも使われる
それぞれくわしく解説していきましょう。。
答えを相手に催促する
中国語の疑問文で文末に「吗」を付けるのが一般的ですが、呢をつけることで相手に質問の回答を催促します。
文中に「谁」、「什么」、「怎么」、「哪」 などを含む疑問文といっしょに使います。
(学校でどのように中国語を勉強したのですか?)
上記の例文でが、相手がどうやって勉強したのかを教えてほしい気持ちを表しています。
会話の流れで自分のことを主張した後に、相手のことを聞きたいときに使えます。
(私は明日でかけるけどあなたは?)
「~だからどうするの?」というニュアンスを伝えます。
中国語の「呢」は反語でもよく使われます。
(私はどうして忘れられるだろうか→いや忘れられるはずがない)
反語の場合だと、伝えるニュアンスが変わってくるので注意しましょう。
事実を相手に確認させる
会話の中で相手に確認を求めるときや説得するとき使います。
日本語の「~ですよね、~ですね」と同じニュアンスです。
「还」、「才」、「可」とあわせて「呢」が使われる場合が多いです。
(今日はとても寒いですね)
(時間はまだ早いですよ!)
日常会話でもいろんなフレーズで使われるので、少しずつ覚えていきましょう。
動作や状態の継続を表す
中国語では英語の進行形ingの替わりに、「正在(在)~呢」を使って動作や状態の継続を表すことができます。
(彼らは今確認しているところだ)
会話文のつなぎ言葉にも使われる
会話文のつなぎ言葉の使い方あ2つあります。
- 会話の間をおく
- 仮定「~なら~」を表す
会話の間をおく
(ここは以前観光客がたくさんいましたが、現在ではいっさい人がいないです)
また、「~なら~」という仮定を表すこともできます。
仮定「~なら~」を表す
仮定を表す場合は「~なら~」という意味を表します。
(気に入ったら買えばいい)
まとめ:「呢」は自分の気持ちを伝える便利な会話表現
中国語の「呢」の使い方をまとめると以下です。
- 答えを相手に催促する
- 事実を相手に確認させる
- 動作を継続していることを表す
- 会話文のつなぎ言葉にも使われる
理解できた項目から自分でも使えるように覚えていきましょう。
中国語の語気助詞を全体的に把握したいという方はぜひこちらの記事を参考にしてください。