中国語 経験のアスペクト「过」の使い方を徹底解説

Kanya
中国語の動詞によく「过」がつくことがあるけどどういう意味になるの?
Shin
中国語の「过」は”~したことがある”の意味で過去における動作の経験を表す場合が多い

本記事のテーマ

中国語の「过」を使って経験を表す方法を解説

本記事の内容

  • 「过」の使い方
  • 「过」と「了」の違い
  • 動量詞との相性が良い

この記事を読むことで、中国語の「过」の使い方イメージがわかるので実践の場でも使える基礎ができます。

それでは解説していきましょう。

「过」の使い方

肯定分

動詞+过の形式を使いますが、曾经」などの副詞と相性が良いのでよくいっしょ使われます。

我曾经在上海住过三年
(私はかつて上海に3年住んだことがある)

動作の動きが弱い「知道」「在」などの動詞には「过」を付けることができないです。

また連動文のような動詞が2つ以上から形成される文章では必ず後ろの動詞の後に「过」を置きます。

我曾经去中国见过他
(私はかつて中国に行って彼に会ったことがある)

否定分

否定分は動詞の後に过がついた状態で動詞の前に「没」「没有」をつけます。

我从来没去过中国
(私はこれまで中国に行ったことがありません)

中国語の「从来」「过」を使った否定分に相性が良い副詞です。

疑問文

疑問文は動詞の後に「过」がついた状態で文の最後に「吗」を付けます。

见过他吗?
(あなたは彼に会ったことがあるの?)

中国語の疑問文はもとの文章の語順や語形は変わることはありません。

中国語の疑問文を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

中国語の疑問文の使い方を徹底解説【覚えるべき5つのパターン】

2020年8月13日

「过」と「了」の違い

「过」経験を表し、「了」完了を表すのでいっしょに使うことはありません。

「了」予定されていたことや習慣になっていることに用いることが多いです。

我吃完,就学习中文
(食べ終えたら、中国語を勉強します)

中国語には時制はないので完了の「了」は過去形ではなく、現在、未来のいずれでも使えます。

アスペクト助詞の「了」もあわせて勉強すると中国語の文法理解がグッと深まります。

中国語「了」の使い方を徹底解説【アスペクト助詞と語気助詞の使い分け】 

2019年3月2日

動量詞との相性が良い

「过」動作の回数を表す動量詞(特に「次」)と相性が良く、いっしょに使われることが多いです。

このとき目的語の種類によって動量詞の置く位置が決まるので語順には注意しましょう。

目的語が一般名詞の場合は動量詞は目的語の後ろに置く

我见过他一次
(私は彼に一回会ったことがある)

目的語が一般名詞の場合は動量詞は目的語の前に置く

我见过老板一次
(私は社長に一回会ったことがある)

目的語が人名・地名の場合は動量詞は目的語の前でも後ろでも置ける

我见过一次李先生/我见过李先生一次
(私は李さんに一回会ったことがある)

以上、中国語の「过」を使って経験を表す方法の解説でした。

「アスペクト」って聞いてなんだか難しそうな印象を受けがちですが動作の段階や状態を表すための用語と思えば理解に苦しむことはありません。

その他のアスペクトの用法がこちら

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