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中国語の学習で初級から覚えておきたい単語に「在」があります。
中国語の文章や日常会話でもよく使われる表現です。
使い方が多くあるので中国語の学習初心者の方が混同しやすい単語でもあります。
本記事では中国語の初心者が覚えておきたい「在」が学べて中国語の語感を鍛えることができます。
結論から言うと中国語の「在」はこの3つの使い方を覚えれば十分です。
- 存在を表す・・・「いる」
- 場所、時間、範囲を表す・・・万能的な前置詞
- 進行を表す・・・中国語の進行形は「在」だけでOK
1.存在を表す
動詞として「ある、いる」など人や事物の存在する場所を表します。
(陳君は図書館にいる)
この場合は目的語に存在している場所を置きます。
目的語を省略しても会話でよく使われます。
(彼はいますか?)
不在
(いません)
2.場所・時間・範囲を表す
中国語の「在」は前置詞としてかなり万能な役割があります。
前置詞として「在」をまとめる以下です。
- 動作が発生した場所や時間を表す
- 動作の範囲を表す
- 条件を表す
- 動作の主体の限定を表す
動作が発生した場所や時間を表す
一番頻繁に使う前置詞の「在」の使い方です。
(私は中国で働きます)
使いこなすポイントは「在」が後ろの単語のどこまでかかっているのか見極めることです。
中国語の前置詞は英語のように文末のおかれず文中におかれるので前置詞がどこまで
動作の範囲を表す
中国語の「在」は場所や時間だけでなくて範囲に指定することで述語をより具体的に表すことができます。
(私たちは仕事の上で大きな成果をあげた)
条件を表す
「在」+名詞+下で「〜の下で」という条件を表します。
(その状況の中で彼は留学にいくことを決心した)
動作の主体の限定を表す
在+名詞+看来で「〜にとって」という動作の限定を表します。
(私の見るところでは,問題の解決はそう難しくない)
3.進行を表す
副詞として動作・行為の進行していることを表します。
中国語の進行形は動詞は変化せず「在」を使うことで簡単につくることができます。
動詞の間に「在」が使われていたら進行形を意識しましょう。
(学生たちは試験の準備をしている最中です)
「在」の前にさらに副詞の「正」を加えて「正在」としたり、文末に「呢」をあわせて使います
(何をしているんですか)
以上、読んでいただきありがとうございました。