

本記事の内容
ネイティブの中国語の会話を聞いているとよく「就是」という言葉が使われています。
中国語のテキストにはあまり詳しい解説は載っていないことが多かったので、本記事で紹介します。
中国語の「就是」の意味や使い方に疑問を持っている人はぜひご覧ください。
中国語の「就是」で覚えておきたい6つの使い方
中国語の「就是」はたくさんの意味がありますが、本記事では覚えておきたい使い方を厳選して紹介します。
- 会話フレーズで使う
- 意志の確定を表す
- 肯定を強調する
- 動作が迅速であることを表す
- 範囲の限定を表す
- 接続詞として使う
ひとつづつ詳しく解説します。
会話フレーズで使う
中国語のネイティブ会話を聞いてると、頻繁に「就是」のワードが聞こえてきます。
会話のときに使う「就是」は「つまり、言い換えれば」という意味があります。
(明日は用事があって、つまりあなたとは会えません)
話の組み立ででつまったときも、「就是」はよく使われますがそれ自体に意味がないときもあります。
似たような表現で「也就是说( つまり別の言い方をすると)」があります。
(つまりダメってことですよね?)
なかなかネイティブのように使いこなすことは難しいですが、この使い方を知っておくだけで会話の聞き取りがしやすくなります。
意志の確定を表す
どうしても、絶対的で断固とした意志を表すときに使います。
「就是」の後ろに否定文を使う場合が多いです。
(いくら言っても、彼はどうしても承知しない)
肯定を強調する
日本語の「・・・こそ」のニュアンスで強い肯定を表します。
(この映画は実におもしろい)
動作が迅速であることを表す
「~するやいなや~」という意味で動作が迅速に行われることを表します。
(彼の話ををきいてすぐにわかった)
中国語の「就」でも同様の使い方があるので
こちらの記事を参考にしてください。
範囲の限定を表す
事象や動作の範囲を限定を表すこともできます。
(私の家はこのひと間だけです)
範囲の限定と表す中国語として「只是」があります。
接続詞として使う
「たとえ~でも~」という仮定条件と譲歩を表す接続詞でも使います。
(たとえどんなに大きな困難にぶつかろうとも,私たちはやり遂げなければならない)
接続詞の「就是」は「即使」と言い換えることもできます。
中国語の接続詞を詳しく学びたい方はこちらの記事を参考にしてください。
以上、読んでいただきありがとうございました。