本記事のテーマ
本記事の内容
- 中国語 形容詞の使い方
- 中国語 形容詞の勉強方法
本記事を読むことで形容詞の使い方を最短で理解でき、効率的な勉強方法がわかります。
それでは解説しましょう。
中国語 形容詞の使い方
中国語の形容詞の使い方をこの4つでだけで学べば最短で理解できます 。
- 述語として使う
- 名詞を修飾する
- 動詞フレーズを修飾する
- 結果補語として使う
述語として使う
一般的な形容詞の使い方です。
(今日の天気はとても熱い)
述語として形容詞を使う場合の特徴を解説します。
「是」は使わない
英語の形容詞の使い方で述語で使う場合は必ずbe動詞を間にいれますが、中国語のbe動詞である「是」は使いません。
中国語に場合は「很」を使って形容詞の述語になります。
今天很热 ✖️ 今天是很热
(今日は熱い)
「很」の役割
「很」は「とても」と程度を表す副詞の役割の他に形容詞が述語としての意味を表す時に使われます。
前後の文から程度を表す副詞の「很」なのか形容詞が述語を表す「很」なのかはわからないです。
語形の変化がない
中国語の形容詞は動詞と同様に語形の変化がありません。
英語の比較文の形容詞は語形が変化しますが、中国語の比較級は形容詞は原型のままで使用できます。
比較級の文をつくる時も形容詞の原型の前に”比+比較対象”を置くだけです。
(今日は昨日よりも熱い)
中国語の比較分については別の記事で詳しく解説しています。
否定文は「不」を使う
否定文をつくるときは「很」を不に入れ替えたらいいだけです。
(今日は熱くない)
中国語の形容詞は主語にもなる?
稀ですが中国語の形容詞は主語にも使われます。
中国語の品詞の語順をわかりやすく解説した記事があるので参考にください。
名詞を修飾する
”形容詞+的+名詞”の語順で名詞を修飾できます。
日本語の名詞を修飾するときの「の」と意味と語順がいっしょなので似ているのですぐに覚えれます。
今天的早晨很冷
(今日の朝は寒かった)
「的」を省略する場合
名詞の前に「的」をつけるのが基本ですが、省略される場合もあります。
(私は仲のいい友達が4人います)
1音節の形容詞は「的」を省略して名詞を修飾することができます。
中国語の「的」の解説は下記の記事を参考にください。
名詞との相性が日本語より厳しい
中国語の形容詞は同じような意味でも複数の形容詞があるので名詞との相性が日本語より厳格です。
なので形容詞を勉強する時はよく組み合わされる名詞といっしょに覚えておきます。
(私は爽やかな天気が好きです)
動詞フレーズを修飾する
”形容詞+地+動詞”の語順で動詞を修飾できます。
(詳しく説明してください)
「的(de)」と 「地de」は発音同じなので会話の時は修飾されるのが名詞か動詞なのでが聞き分ける必要があります。
「地」を省略する場合
単音節の形容詞は「地」を省略することができます。
(中国語を学ぶことはたくさん話して練習することが必要です)
結果補語として使う
中国語の形容詞ならでばの特徴で補語に使われます。
(私はすでに準備ができている)
形容詞の「好き」という意味ではなくて、動作が満足すべき状態に達したことを表します。
補語としての形容詞は種類は少ないので、補語の使い方さえ理解すれば簡単に使えます。
中国語 形容詞の勉強方法
対義語になる形容詞を覚える
形容詞を学習するときは対義語を意識して一対のペアで覚えるようにします。
日本語似たよような形容詞が多いので意味を覚えやすいです。
- 好(良い) 坏(悪い)
- 高(高い) 低(低い)
- 贵(値段が高い)便宜(値段が安い)
- 硬(硬い) 软(柔らかい)
- 热(熱い) 冷(寒い)
- 热闹(賑やか) 安静(静かな)
- 正常(正常) 异常(異常)
状態形容詞は話しての主観的な感情は表すことができます。
名詞や動詞と相性がいい形容詞を覚える
当記事で説明したとおり、名詞と動詞を修飾できる相性に良い形容詞を意識していっしょに覚えます。
例えばこんな感じです。
- 稳定的→工作/生活/关系/收入
- 平静的→海面 /心情/ 生活
- 勤奋地→工作/ 学习
中国語の語彙力を高めるにはこの意識は非常に重要です。
類似した形容詞の区別を理解する
中国語の形容詞は意味が似ているけど微妙な使い分けが必要な単語がたくさんあります。
代表的な例でいくと「きれい」を表す以下の形容詞です。
(この服は本当にきれいです。)
(ここの風景は本当に美しい)
(それはとても綺麗な景色です)
対象のものや状況によってそれぞれ使い分けが必要です。
中級レベルの検定試験でもこの使い分けに関して理解できているか問う問題がめっちゃあります。
詳しく学びたい方はこちらの記事をどうぞ。
以上、中国語の形容詞の学び方についてでした。