当サイトでは中国語の文法を項目別に簡単な解説を紹介し、関連する詳細記事のリンクを一覧形式でまとめで紹介します。
本記事を活用すれば、中国語で覚えておきたい文法を効率よく学習できますのでぜひ活用ください。
目次
中国語文法の一覧まとめ
中国語の文法はいくつかの構文や品詞に分けて覚えていくと、効率よく文法を覚えることができます。
基本語順
中国語の文法は英語と似ているといわれいますが、理由は語順が英語とほとんど同じだからです。
主語+述語+目的語
但し、英語の語順と完全に一致するわけではないです。
図のように中国語は品詞によって、使う順番が決まっています。
前置詞や副詞など、品詞によっては英語の語順とは異なります。
逆に言えば基本語順のルールを正しく理解すれば、中国語の学習を効率的に進めていくことができます。
疑問文
中国語の疑問文を実践的に使いこなすためには、下の5つのパターンを覚える必要があります。
疑問文のつくり方 | 例文 | 用途 |
①「吗」を文末に使う | 明天他来吗? | 日本語の「~ですか?」と同じ役割で使う |
②「还是」を使う | 你明天去,还是后天去? | 相手に選択肢を提示するときに使う |
③ 疑問詞を使う | 你什么时候在日本学习日语 | 日本語の「なに、どこ、いつ」と同じ役割で使う |
④”肯定+否定”に並べる | 你有没有信用卡? | どちらかの一方の答えを求めるときに使う |
⑤「呢」を使う | 我要参加下次考试。你呢? | お互い尋ねたい事柄が把握しているときに使う |
中国語の初級レベルでは①と②と③の疑問文の作り方は必ず習得しておきましょう。
英語の疑問文だと語順が変わりますが、中国語の疑問文は通常の分と語順が同じなのが特徴です。
詳細記事では例文をたくさん紹介してますので、どんなときにどの疑問文のパターンを使うのか理解しておきましょう。
受け身構文
中国語の受け身構文は日本語の「(誰かに)〜される」という意味で、「被/让/叫」を使って表します。
(その駅は神戸駅と言われます)
受け身構文の場合、動作を受ける対象が主語となり語順も基本語順とは異なるで注意が必要です。
使役構文
中国語の使役構文は日本語の「〜に〜させる」という意味で、「让/使/叫/令/请」を使って表します。
中国語の使役構文のつくり方は主に2つあります。
- 使役動詞の「让/使/叫/令/请」を使う
- 要求や依頼などの動詞を使う
また、中国語の使役構文は日本語で使役にしないことまであえて使役する特徴があるので、たくさん例文を読んで慣れておきましょう。
把構文
中国語の把構文は動作を強調するために使います。
(この資料を私に送付してください)
上記の例文で”その资料を送付する”ことを強調することを表しています。
把構文の場合は動詞には単独で使わず、補語などといっしょに使われる場合が多いです。
日本語のように中国語は助詞がないので目的語(この場合は「窓」)に対してどのように処置するのかを強調したいときに把構文を用います。
比較構文
中国語の比較構文は2つの事柄の差異や程度の度合いを表すことができます。
(兄は弟より3つ年上だ)
ほとんどは程度の差を具体的に示すために数量や程度を表す語句といっしょに使われることが多いです。
否定文
中国語の否定文をつくるには副詞の「不」と「没有」の使うのが基本です。
(私はテレビを見ない)
否定文で重要なのでは他に品詞と組み合わせたときにどの位置に置くのかを理解しながら文法学習をすすめていきましょう。
名詞
中国語の名詞は非常にシンプルなので覚えやすいため、そこまで時間をかけて文法学習をする必要はありません。
①可算名詞と不可算名詞の区別がない
②単数形、複数形の区別がない
③Theなどの冠詞がない
(多くの客は中国人です)
中国語の名詞は日本語の感覚でそのまま使える場合が多いですは、中には日本語では名詞しかつかれていない単語でも動詞として使われる場合もあるので注意しましょう。
動詞
中国語の動詞は自動詞/他動詞の区別がなかったり、時制によって語形が変わらないなど至ってシンプルです。
(私は上海に行きます)
多くの場合は基本語順の述語として使われます。
但し、2重目的語や離合詞など特殊な文型ぽパターンもあるので注意しておきましょう。
量詞
中国語量詞はモノを数えるときに数詞と名詞の間に使う「~個」、「~匹」、「~本」などの数を単位を表す言葉です。
(本屋に行って一冊の本を買った)
量詞に関しては日本語の感覚と異なる部分も多いため、それぞれの名詞の種類に応じて使い分ける必要があります。
助動詞
中国語の助動詞は動詞の前において、願望や義務などのニュアンスを表現できます。
能力 | 会 能,可以 |
願望 | 想,要 |
義務 | 应该,得,要 |
予定 | 要 |
推測 | 会,能,可能 |
1つの助動詞でも複数の意味があり用法がそれぞれ異なる場合もあるで注意しましょう。
前置詞
中国語には日本語の助詞である意味“てにをはに”相当する単語がないですが、代わりに前置詞を使って場所・方向・時間・対象・目的を表します。
前置詞 | 種類 | 意味 |
在 | 場所や時間 | ~で、~に |
从 | 起点 | ~から、~より |
离 | 距離 | ~から、~より |
往 | 方向 | ~に向かって |
跟 | 対象 | ~と |
对 | 対象 | ~について |
关于 | 対象 | ~に関して |
为了 | 目的 | ~のために |
由于 | 原因 | ~によって |
前置詞の種類は多いですが、それぞれが持つ意味をしっかり理解してば必ず使いこなせるようになるので地道い覚えていきましょう。
接続詞
中国語の接続詞は2つ以上の単文を組み合わた複文をつくるときに前後の関係性を表すために使われます。
(最近仕事が忙しいので、中国語を勉強する時間がない)
似たような漢字で意味が異なる接続詞もあるので混合しなように覚えていきましょう。
副詞
中国語の副詞には程度、範囲、頻度、否定、時間などを具体的に表す役割があります。
(最近日本はとても寒い)
具体的なニュアンスを表現できる重要な品詞なので
後回しにせずに初級段階から少しずつ覚えていきましょう。
補語
中国語の補語は動詞や形容詞の後ろに補語をつけることで様々な補足説明をすることができます。
中国語の補語は全部で6種類ありますが、それぞれ文型や補語になる単語に特徴があります。
補語の種類 | 文型 | 用途 | 例 |
結果補語 | 動詞+補語(動詞/形容詞) | 動作の結果を表す | 说完,说好 |
方向補語 | 動詞+補語(方向を表す) | 動作の移動する方向を表す | 说起来,说出来 |
可能補語 | 動詞+得/不+(結果)補語 | 動作の可能、不可能を表す | 听得懂,听不懂 |
程度補語 | 動詞/形容詞+得+補語(形容詞) | 動作の程度を表す | 说得很好 |
様態補語 | 動詞/形容詞+得+補語(形容詞) | 動作の状態を表す | 说得很流利 |
数量補語 | 動詞+数量補語 | 動作の回数や長さを表す | 看过三次 |
中国語の補語は奥深い文法ですが、補語と組みあわさる動詞や形容詞は限られてくるので、実践の中で慣れていくようにしましょう。
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