本記事の内容
初級者が覚えておきたい韓国語の文法をまとめて紹介します。
詳細の内容は記事リンクから個別の記事をご覧ください。
目次
語尾の活用
韓国語の動詞や形容詞には日本語と同じように語尾が付いて様々な表現ができます。
語尾の種類によって活用が異なるのでつなぎ方を変えないといけません。
「〜です」
名詞+이에요/예요(イエヨ)
名詞+예요(エヨ)
例文
パッチムありの場合は이에요(イエヨ)を使います。
저는 학생 이에요
(私は先生です)
パッチムなしの場合は예요 (エヨ)を使います。
그녀는 진구에요
(彼女は友達です)
「〜です」(ハムニダ体)
例文
이것은 책입니다
これは本です
「〜です」を疑問形にするときは「입니다」を変形させて最後の文字に「?」を置きます。
그녀 학생입니다?
(彼女は学生ですか?)
回答は「네(ネ)」か「아뇨(アニョ)」で答えます。
「ハムニダ体」と言われるものは文語体と言われていて、日本語で例えると「~いたしました」、「~でございます」のニュアンスに近い、フォーマルな文体です。本記事では「ハムニダ体」ではなくて日常的に使われている「ヘヨ体」で韓国語の初級文法を紹介していきます。
「〜します」
韓国語のヘヨ(해요)体は動詞や形容詞の語尾に「어요(オヨ)/아요(アヨ)」をつけることで、「動詞+〜します」「形容詞+〜です」の丁寧な表現ができます。
動詞や形容詞の語幹のパッチム有無、母音の種類に様々な活用パターンがあります。
例文
한국 요리를 먹어요
(韓国料理を食べます)
오늘은 바빠요
(今日は忙しいです)
語尾に「어요(オヨ)/아요(アヨ)」をつけるときの様々な活用パターンについてがこちらの記事にわかりやすくまとめていますのでぜひ参考にしてください。
「〜しません」
動詞の形容詞の否定形「~しません」「~くありません」を韓国語に表すには안(アン)を使います。
例文
저는 거피는 안미셔요
(私はコーヒーを飲みません)
「〜できます」
動詞の形容詞の否定形「~しません」「~くありません」を韓国語に表すにはㄹ/을 수 있어요(ルス イッソヨ)」を使います。
例文
한국어을 읽을 있어요
(ハングルが読めます)
動詞の語幹にパッチムがあるかないかで、「ㄹ」または「을」を使い分けします
「〜できない」
韓国語の「못(モッ)」は動作の不可能を表すときに使う表現です。
話し手の意思とは関係なく客観的にその動作が不可能な時に使います。
例文
최근 시간이 없어서 아침 밥을 못 먹었어요
(最近時間がなくて朝ごはんを食べれませんでした)
韓国語の否定文についてはこちらの記事にわかりやすくまとめていますのでぜひ参考にしてください。
「〜しました」
韓国語の過去形は動詞や形容詞の語尾を変えることで表します。
語尾の活用については韓国語の活用形3に「ㅆ어요」をつけることで完成します。「ᄊ」は 「サ行」の子音で少し詰まった発音になります。
例文
점심 을 먹었어요,맛있었어요
(ランチを食べました、おいしかったです)
韓国語の過去形についてはこちらの記事にわかりやすくまとめていますのでぜひ参考にしてください。
「〜している」
韓国語で「~している」という動作の進行を表すためにが動詞の語幹の後ろに 「고 있어요(ゴ イッソヨ)」を使います。
例文
일기를 쓰고 있어요
(日記を書いています)
韓国語の進行形についてはこちらの記事にわかりやすくまとめていますのでぜひ参考にしてください。
「〜したい」
韓国語で「~したい」という希望を表すためには動詞の語幹の後ろに 「고 싶어요(ゴ シッポヨ)」を使います。
例文
한국어 재미있어요 그래서 저는 공부 하고싶어요
(韓国語は面白いです、だから私は勉強したいです)
希望を表す韓国語はこちらの記事にわかりやすくまとめていますのでぜひ参考にしてください。
「〜してください」
韓国語で「~したい」という希望を表すためには動詞の語幹の後ろに 「주세요(ジュセヨ)」を使います。
例文
서울역으로 가 주세요
(ソウル駅まで行ってください)
依頼を表す주세요(ジュセヨ)」はこちらの記事にわかりやすくまとめていますのでぜひ参考にしてください。
「〜しなければならない
動詞+어/아 +야돼요(ドェヨ)
韓国語の動詞の語幹母音によって「어」か「아」を使い分けます。
例文
회사에 가야 돼요
(会社に行けなければならない)
「〜するつもり」
動詞+ㄹ/을 거에요(ゴエヨ)
動詞に「ㄹ/을 거에요」を付けることで「〜するつもり」という予定や推量を表すことができます。
例文
저는 내일 여행을 갈거에요
(私は明日旅行に行くつもりです)
「〜することにする」
動詞に「기로 했어요 」を付けることで「〜することにする」という予定や計画を表すことができます。
例文
내월 서울에 기기로 했어요
(来月ソウルに行くことにしました)
助詞
〜は
助詞の中でも代表的でかなり頻繁に使うのでまず優先的に覚えましょう。
日本語の「は」と使い方は変わりませんが、主語の最後の文字にパッチムがあるかどうかで助詞の形が変わります。次から紹介する他の助詞でも韓国語が2つ表記しているものがはパッチムの有無で使い分けます。
例文
저는 희사언입이에요.
(私は会社の人です)
〜も
同類の事柄を表す時に主語の後に使います。 韓国語でも日本語と同じような「が」と「は」の使い分けがあります。 主語の最後の文字にパッチムがあるかどうかで助詞の形が変わってきます。
主語+도(ト)例文
저도 갑니다
(私も行きます)〜が
例文
요리가 맛있습니다
(料理がおいしいです)
日本語と同じ感覚で使い分けできます。
〜に
〜에(エ)
韓国語で「~に」という時間的・空間的な空間を表すためにが 「〜에(エ)」を使います。
例文
오늘도 아집에 한국어 을 공부 하고있어요
(今日も朝に韓国語を勉強している)
バッチムの有無での使い分けはありません。
〜の
의 (エ)
韓国語で「~の」という所有を表すためにが 「〜의(エ)」を使います。
例文
친구의 가방
(友達のかばん)
〜と
主語の最後の文字にパッチムがあるかどうかで助詞の形が変わってきます。
例文
친구와 같이 갔어요
(友達と一緒に行きました)
韓国語の助詞を覚えれば日本語の語順で簡単に文章をつくることができるので優先的に覚えていきましょう。
連体形の活用
〜して、〜くて
動詞/形容詞の語幹に「고」をつけることで、並列の表現ができます。
例文
이 여리 를 맛있고 쌌어요
(この料理は美味しくて安いです)
〜なので
動詞・形容詞の語幹+라서 /이라서[
「名詞+なので」を表す場合は「라서 /이라서」を、「動詞・形容詞+なので」を表す場合は「아서/어서」を使って表現します。
例文
친구라서 잘 알아요
(友達なのでよく知っています)
배가 고파서 빨리 집에 갔어요
お腹が空いたので早く家に帰った
〜けれど
動詞・形容詞の語幹に「지만」を付けると「〜けれど」という逆説の表現ができます。
例文
시간이 없지만 한국어 는 공부 하고 싶어요
(時間がないけど韓国語は勉強したい)